タダほど高いものは・・・古本出張買取トホホ記
タダほど高いものは・・・
僕は古物商の免許もあるので、やろうと思えば買取や
古書市場への参入などもできるのですが、積極的には
やっていません。
とはいえ、出張買取に関しては、オープンにして受け
入れておりますので、何かあればどうぞ。
さて、その出張買取ですが、先日、
「整理したいから好きなだけ持っていっていいよ。
お金も要らない」
というありがたい話がありました。
が、見てみると、ほとんどが1円本・・・。
セットコミックに関しては、何故か揃っていない・・・。
(最後まで読めなくても気にならないのか?)
原価0円なので、一応もらってきました。
FBAに送ると送料や保管料が発生しますし、1円本では
ちょっと利益にもならないので、すべて自己発送で出品。
「売れれば一冊100円ほどの粗利だしまあいいや」
と送料ビジネスをやっていたのですが、これが
●売れない●
全然売れない。
しかも、事務所で場所は取るし、他のFBAに送るせどってきた
商品と混ざってはいけないしと、意外と管理が面倒。
というか邪魔。
色々な意味で明らかにマイナス・・・。
「タダほど高いものはない」
とは良く言ったものです。
仕入れを自分でできるせどりは強い
買取だとどうしても相手次第になりますが、せどりの場合
自分で仕入れる商品を選べます。
そういった意味では、
「価格改定を間違えなければほぼ確実に売れる」
商品だけを仕入れることができます。
この点はせどりというビジネスモデルの非常に強い
所です。
当店では年間に100個売れたりする、固定アイテムがいくつか
ありますが、こういったものは長期在庫にはなりません。
売れるからです。
売れることを分かっているからバンバン仕入れるという言い方
でも良いかもしれません。
いずれにせよ、全然動かない300点ほどのタダで仕入れた商品を
前にして、0円で仕入れれば必ず儲かるわけではないという
事がよく分かりました。
仕入れという投資から、販売して回収するという仕組み単純ですが、
その細部は奥が深いですね。
最近のコメント