せどりでどのジャンルをやるべきか
せどりとジャンル
せどりの対象となるジャンルは多岐にわたり、実質、
「何でもあり」
というのが実情だと思います。
本、CD、DVDといったメディア系商品から、
ゲーム、家電、洋服(アパレル)、靴、雑貨、
家具etcetc.
まあ、何でもいいわけです。
なぜ、何でもいいかと言うと、
売れる媒体が以前にも増して確立しているからです。
例えば、アマゾンは2010年以前であれば、基本的には
「ネット書店」
でした。
今では、地上最大の品揃えを標榜し、実質的にオールジャンル
になっています。
さらに言えば、物販自体が、アマゾンの中で1ジャンルに
なっていて、今ではAWS(amazon web service)が多くの
利益を稼ぐようになっていて、小売は創業事業だから続けて
いるという話すら聞いたことがあります。
もちろん、アマゾン以外にも、ヤフオク、メルカリ、楽天
オークションと揃っているので、売り先に困るという事は
考えられません。
また、何も売り先は国内に限らないので、海外アマゾンや
eBayなど、輸出の販路も開かれています。
つまり、客観的な状況としては、せどりをする上で
「このジャンルでなければならない」
というものはないと言えるでしょう。
では、その中でどのジャンルを選べば良いのでしょう?
せどりでどのジャンルを選ぶべきか?
結論から言うと、
●好きなジャンル・得意なジャンル●
が結果としてはいちばん良いと思います。
僕は、もともと出版社に勤めていたという事もあり、
「本」(CD、DVD含む)
からせどりをスタートしました。
(もっとも当時は、せどり=本、アマゾン=本という
牧歌的な時代の最後だったかもしれませんが)
その後、一時、家電やゲーム等も扱う事がありました。
しかし、今では、結局
「本メイン」
に戻っています。
理由は色々あります。
なぜせどりの対象に好きなジャンルを選ぶべきなのか?
せどりの対象に好きなジャンルを選ぶべき理由の一つは、
●好きなジャンルほど差をつけやすい●
という事があります。
どんな事をやる場合でも基本的には同じだと思いますが、
それなりの成果を出すということは、大なり小なり、
ライバルより優れたやり方をしている、という事です。
せどりで言えば、
●効率的な仕入れ
●的確な価格設定(価格改定)
が基本ですが、
対象ジャンルが好きであれば好きであるほど、
詳しいはずですので、商品知識が豊富であり、
やればやるほどさらに豊富になっていきます。
豊富な商品知識は、当然、効率的な仕入れにつながります。
そして、商品知識とは、適切な価格の把握でもありますので、
無駄な安売りをしなくても良いですし、最高値を逃しづらく
なるでしょう。
もう一点は、
●好きなジャンルはスランプが苦にならない(事が多い)●
からです。
これも何をやっても同じだと思いますが、
うまくいっていても停滞する時期や、なかなか軌道に乗らない時期
といったものは必ず訪れます。
そういったスランプの時に、
対象が好きであれば、多少苦になるとして乗り切れる確率は
上がると思います。
例えば、僕が新品家電せどりをそれなりにやっていた時は、
ライバル自体が少なかったので、ある意味では楽でした。
ただ、おそらくあらゆるジャンルでそうですが、そういった
「できたての市場」には、ライバルが大挙して押しかけます。
何しろ楽ですから。
そうすると、「ライバルが少ないから稼げた」という理由だけで
やっていた場合、あっという間に波に飲まれて、その他大勢の
一人になってしまいます。
せどりの対象に好きなジャンルを選ぶべき
最後の点は、
●好きなジャンルだと、商品を自分で楽しめる●
という事です。
僕は、自分が読みたい本(しょっちゅうあります)を
仕入れた場合、すぐにFBAに送ってしまうと読めないので、
自己発送にしたり、あるいはしばらく出品しないで自分で
楽しみます。
これは地味に重要で、自分で新品を買うのに比べてはるかに
コストパフォーマンスに優れています。何しろ、利益になりますから。
まあ、結論としては、
好きこそ物の上手なれ
ということになるんでしょう。
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