コインチェック厳しいのでは・・・
2018年1月27日の記事で、
について書きました。
その後、
コインチェックが日本円での返金を表明したため、一時的に
「神対応!」
みたいなことを言う人たちもいましたが、やはりその後の
状況は厳しいといわざるを得ないです。
僕は上記の記事で、
「おそらくこれは戻りません」
と書きましたし、メルマガでは
「日本円で返金というのもおかしな話ですが、
個人的には、本当に口座にお金が戻って、なおかつ
自由に動かせるようになるまでは、被害者の方は
一切安心しない方が良いと思います。」
と書きましたが、今でも同じ考えです。
苫米地英人さんはブログで
「コインチェックの460億円返済は、憲法違反のレベルの誤りである」
と書いていますが、理屈としてはここに書かれている通りだと思います。
近代的な財産権という視点からすれば、上記記事のように考えないと
おかしいでしょう。でも、おそらくコインチェックの経営陣は、それが
「おかしいこと」
だという発想がおそらくありません。
そういうレベルの人たちだと思われます。
(時流に乗って大量にお金を稼ぐというのと、近代民主主義社会の
基本を教養として理解しているというのはまったく別のことですから)
日本円での返金を表明後、コインチェックは、
入金はできるのに出金はできなかったり、
公式ブログを閉鎖(2月1日現在閉鎖されたまま)したり、
金融庁に詰められたのか、30日にtwitterで
「出金の再開に関する見通しを数日中にもお知らせします」
と言ったり(再開に関する見通しwww)しています。
2月1日現在、再開に関する見通しは知らされていません。
どうもこの会社は、計画的に顧客のお金を取り込んだ
というより、詰めの甘い若い経営者がバブルに乗って
でかくなりすぎたという感じがします。
計画的でないとすると、どうなるかは分かりませんが、
口座にお金を入れていた人には厳しいのでは・・・。
ギリギリまで追い詰められると多くの人は逃げます。
見ている限りでは、ここの経営陣が踏ん張ってみせる
可能性はとても低いように思います。
この記事を書いている途中で、ビットコインが100万円
を割り込みました。もう二度と戻らなかったりしてwww
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