amazonアマゾンが配送料を値上げ;amazonアマゾンプライムはどうなる?
2018年4月4日、アマゾンが配送料の値上げを発表しました。
amazon.co.jpの直販商品が対象で、注文額が2000円未満の
場合、これまで350円だった料金を、本州・四国(離島除く)
で400円、北海道・九州・沖縄・離島で440円に引き上げるとの
事です。2000円以上の場合は、無料のままになるようです。
また、注文から最短翌日に届く「お急ぎ便」は、本州・四国(離島
除く)が500円、北海道・九州が540円に。注文したその日に届く
「当日お急ぎ便」は、それぞれ600円、640円に引き上げ、「お届
け日時指定便」はそれぞれ500円、540円になるようです。
もっとも、アマゾンにはプライム会員という制度があって、
現在(2018年4月)のところ、年会費3900円、月額400円で、
アマゾンが配送する商品は送料は無料になります。
ですので、実質、非プライム会員で2000円未満の購入者に、
送料負担をさせるという形ですね。
アマゾンは大企業ですが、まだ歴史は浅いので、結構頻繁に、コロコロ
とサービス内容を変更してきます。ですので、今後もどんどん変わって
いくでしょう。
アマゾンを使って商売をしている側としても、モノを動かす物販である
以上は、「配送料」というのは常について回る問題であり続けるでしょう。
しかし、アマゾンの「やり口」というのは・・・・。
FBAの場合もそうでしたが、最初、
「超割安」(実質赤字だったと思います)
で大量に顧客を囲い込んで、必須の状態になったあたりで、
だんだんと値上げ、値上げ・・・・。
エンドユーザーに対しても、当初は
「全商品送料無料」
でしたからね~。
300円の文庫を買っても送料無料でした。それだけなら、
絶対赤字でしょ。
でも、アマゾンの便利さから離れられなくなった辺りで、
「アマゾンプライム」
を導入して、今度は非プライム会員から送料を徴収。
表現は悪いですが、
なんか、やり手のヤクの売人みたいですね。
「ええやろ、ええやろ、最初は無料であげるで、どや」
みたいな・・・。
電脳せどりをやるアカウントは当然アマゾンプライムなのですが、
別のアカウントはプライム会員ではないので、さっそく試してみ
ました。
確かに、800円程度のアマゾン販売・発送の商品をカートに入れる
と、送料400円が加算されていますが、よく分からない「割引」と
いうのが入って、実質無料になります。
おそらく、アマゾン側のテスト期間なんだと思います。
いきなり送料負担をして、顧客離れが起きたら怖いのでしょう。
それよりも、商品検索から注文までのすべての段階で、
「プライム会員になれ」
というハードルをもうけてきます。
気づかずにプライム会員になっていたという人も多数出てくる
のでは?
2000円未満の商品で送料を取る事よりも、プライム会員を
基本の顧客としたいのだと思います。
一般ユーザーなら、プライム会員になったら、もとをとろうと
考えて、アマゾンで優先的に買い物をするでしょうからね。
月に400円、年に3900円という価格はそういった意味で絶妙
かもしれません。
販売側としては、アマゾンの新品価格が2000円未満のものを
出品している場合、非プライム会員が購入者であれば、かなりの
アドバンテージを取れる気がします。
例えば、
1000円の商品に対して400円の送料というのはかなりの割合です。
その点、マーケットプレイスの場合は、送料はありますが、それを
含んだ料金設定になっていますし、FBAなら送料無料です。
まあ、単純にはいかないでしょうが、新規の送料負担は、少なくとも、
非プライム会員にとって、
「アマゾンの新品ではない方を選ぶ」
大きな要因になるでしょう。
500~1000円くらいの文庫とか飛ぶように売れるようになったり
しないかな・・・・。
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