せどりは飽和するか?
せどりと飽和
せどりは飽和するか?
大きい意味でのせどり(転売)全般は、おそらく飽和
しないと思います。ずっと稼げるでしょう。
ただし、
特定の手法に関しては、いくつかの条件が重なると
飽和することは歴史が証明しています。
せどりと飽和は切ってもきれない関係です。
ある手法が流行れば、そこにワッと参入者が押し寄せ、
供給が需要を上回り、その手法では利益が出なくなります。
過去で言えば、
●ブックオフ+バーコードリーダー+108円全頭+アマゾンFBA●
これは、一時期一世を風靡し、どこのブックオフにも、
全頭ビーマー(バーコードリーダーでピッピと調べて
いるせどらー)がいました。
もちろん稼げたからです。
ただし、それを塾として販売した人たちがいて、これが大当たり
したために、一気に飽和へと向かいました。
実践者の数が増えすぎたわけですね。
たしかに稼げましたからね~~~。
●クリスマス商戦+仮面ライダーベルト+FBA●
これも、一時期凄かったです。
クリスマス時期には、あまりにも売れるので、多くの情報発信者
が、「クリスマス+仮面ライダー」的な話をして、さらに、教材
も出されて、出品者が増えすぎました。
出品者が増えすぎれば、当然供給が需要を上回り、値段は上がり
ません。
この二点から言えるのは、飽和しそうだからやらないではなく、
「やるなら早く!」
これです。何しろ、どちらも飽和するまではアホほど稼げました。
飽和しないせどり手法とは?
飽和しやすいのは、
●誰でも簡単に始められる方法
なので、飽和しづらいのは、
●誰でも簡単には始められない方法
となります。
上記の例で言えば、
バーコードリーダーによる全頭(全て調べる)は、気合が
あれば誰でもできるので、一気に普及しました。
スマホの普及とも一致しましたね。
ただし、それは、
108円の棚に、一定割合以上で抜ける商品がある
というのが大前提です。
そうでないと効率が悪いからです。
1000冊調べて50冊出てくるのと、10冊しか
出てこないのでは、同じ「1000冊調べる」という
労力に対して、結果がだいぶ違います。
今(2018年4月)は、ブックオフの108円や200円
の棚は、1000冊で5~10冊かもしれません。
さらに、FBAの手数料値上げもあり、
●ブックオフ+バーコードリーダー+108円全頭+アマゾンFBA●
はほぼ詰んだと言えるでしょう。
ただし、この5~10冊を「目利き」で抜けるとなると、
話は変わります。効率が全然違うからです。
目利きには、当然、経験や知識といった、ある種の特殊
技能が求められますので、
●誰でも簡単には始められない方法
になります。
おそらくですが、
目利き力があれば、今のブックオフはせどり放題かも
しれません。ライバルはほとんどいませんからね。
せどりは、
原理的には飽和しやすいですが、誰でも簡単にはできない
手法を持っていると、ずっと稼げる可能性が高いです。
今、稼げている方法がどうなのかは常に考える必要が
あるでしょう。
たまに、無料のメルマガ等でかなりの手法まで書いている
人がいますが、飽和させてしまうと、教えた側も、知った側も
損をする事になります。
ですので、僕は、ずっと稼いでいる手法に関しては、有料化
しています。購入者には価格以上の価値を提供しているという
自負はありますが、同時に飽和しないかどうかには絶えず気を
配っています。
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