本せどり2018;仕入れ・やり方・電脳・ツール
本せどりを始めて早くも5~6年。
せどりを始めた当初から本がメインでしたが、途中紆余曲折
を経て、2018年現在、今でも本せどりを続けています。
ということで、今回は、本せどりの基本についてまとめてみました。
その前に、せどりとは? という場合はこちら。
本せどりのメリット・デメリット
メリットとデメリットは表裏の関係になっているようですね。
メリット
・アマゾンで規制がないので、急な出品規制やアカウント停止リスクが低い
・文庫本等は小さいので扱いやすい
・(相対的に)安いので低資金から始められる
・仕入れがしやすい
・本好きなら「商品」を楽しめる
etc
デメリット
・小さいが重い
・ハイリターンは狙いづらい
・ライバルは多い(最近は減少傾向です)
・本というメディア自体がややジリ貧かもしれない
まあ、メリットがあればデメリットがあるのは当然ですので、
だいたいの傾向を知っておくくらいで良いと思います。
本せどりのやり方
2018年現在、本せどりをやる場合、いくつかの方法がありますが、
大きく分けて以下の二つがメインになるかと思います。
1 ブックオフ等の中古屋で仕入れてアマゾンで売る(ブックオフせどり)
2 アマゾン、ヤフオク、メルカリ等のネットで仕入れてアマゾンで売る(電脳せどり)
どちらも可能です。
ブックオフせどり
下記に挙げるやり方は、すべてにメリットとデメリットがありますので、
実践する場合は両者を天秤にかけて考えてみてください。
ブックオフせどりの場合、例えばですが、
●108円や200円のコーナーを全頭検査する
という手法があります。
これは文字通り、そのコーナーの本の現在価格を全て調べます。
何も考えずにひたすら本のバーコードを読み取ります。
「大量の本があるのに大変では?」
はい、大変です。
「現在価格を調べるってどうやって?」
本せどり用ツールを使います。
スマホと小型バーコードリーダー(KDC200等)を無線(bluetooth)
でつないで、本のバーコードを読み取り、アマゾンの現在価格と照らし
合わせる手法です。
詳細は下記の記事をお読みください。
この
「全頭せどり」
手法は2011年くらいから数年間大流行しました。
が、現在では、あまり通用しなくなっています。
理由は色々とありますが、一つは、ブックオフの108円~200円
のコーナーに利益の出る商品が減ったため、「全頭検査」をしても効
率が悪くなりました。
また、バーコードを読み取るだけの力技なので、インフラさえ整えれば
ある意味では誰でもできてしまいます。ですので、すぐに飽和しました。
とはいえ、ブックオフせどりで稼げないのかと言うと、そんなことは
なく、できます。稼げます。
ただし、多少頭を使う必要が出てきました。
例えば、
●稼げる商品を目利きで抜く
これは、昔ながらのやり方かもしれませんが、ある種の特殊技能
なので、中々マネができませんから、今後も稼げるでしょう。
僕は「目利き+バーコードリーダー」でやっています。
効率が良いからです。
目利きが大変なのは当然です。
大変な分ライバルは少ないので稼ぎ続ける事ができる
確率が上がります。
もう一つのやり方は、
●セット物を揃える●
です。セット物とは、マンガの全巻セット等のことです。
1冊だと1円本でも、全巻そろうと1冊あたり200円とか
になったりする事があります。
その差額が利益です。
ブックオフの場合、最安値が108円です。
(セールがあるとさらに安くなります)
アマゾン等の電脳の場合、どうしても送料がかかるので、
1円本でも300円近い値段になったりします。
(2018年現在、1円本の送料は350円の事が多いです)
つまり、1冊を108円で買って、一冊辺り200円で売る
というイメージです。
●トレンドせどり
これは2018年現在せどりをするのであれば、いちばん稼ぎやすく、
稼げる額も大きい手法です。
簡単に言えば、トレンド(流行)で値段が上がっている商品を狙い撃つ
やり方です。
詳細はこちら。
電脳せどり
電脳せどりとは、ネット上で仕入れてネット上で売る手法です。
家から出る必要がないのが最大のメリットかもしれません。
やり方はいくつもありますが、一つは、
●アマゾンで安いものを仕入れる
一般的には「刈り取り」と言われます。
アマゾンで「相場」を無視して安く出品してきた商品を
買ってしまい、それをそのままアマゾンで売ります。
商品の量が圧倒的に多いこともあり、かなり頻繁にできます。
●ヤフオク、メルカリで仕入れる
ヤフオクやメルカリで仕入れるのも基本的な考え方は同じです。
安くなっているものを仕入れるです。
●電脳せどりもトレンドせどり
電脳せどりでもトレンドせどりが可能です。
本はメディアなので、世間の各種メディアで注目が集まると、
関連本の値段が上がります。
(興味ある方は「トレンドせどり」をご覧ください)
トレンドせどりはある程度「先読み」ができるものがあるので、
安い段階で仕込んで、高くなった段階で売ります。
2018年現在、本せどりの中で、もっとも利幅がとりやすく、
堅く稼げるのは、この「電脳せどり+トレンドせどり」かもしれません。
以上簡単にですが、2018年現在の本せどりについてまとめました。
本せどりに限った話ではありませんが、
あらゆる商売に共通して、利益を出すためには、
●安く仕入れて高く売る●
必要があります。
それを通奏低音にしながら、本せどりの各パーツをみてもらえれば
と思います。
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