新品せどりと中古せどり
新品せどりと中古せどり
せどりは、扱う商材が「新品」か「中古」
かによって、やり方がかなり違います。
どちらかだけやる、もしくは、両方やる。
色々なせどらーがいると思われます。
僕の場合、今は両方やりますが、最初は
「中古の本」+「ブックオフ」だけでした。
今でも割合としては「中古」がメインです。
当然ですが、どちらを扱ってもメリット、デメ
リットがあります。
新品せどりのメリット・デメリット
新品せどり最大のメリットは、
●「爆発力」
です。モノによっては、「100個が一日で!」
という可能性も0ではありません。
基本的に、圧倒的に回転するのは「新しい物」
なので、一気に売上が伸びやすいです。
個人レベルのせどりで「月に500万以上」の売上
を謳っている人はほぼ「新品せどらー」だと思っ
て良いかと思います。
●出品が楽
新品せどりのもう一つのメリットは
「出品が楽」
ということです。
新品なので、検品も(あまり)いりませんし、
コメントもまあ、似たり寄ったりです。
だから、出品するのはものすごく楽です。
新品せどりのデメリットは、
●資金が必要
●失敗のリスク
●永遠にリサーチする必要がある
●誰にでもやりやすい(ライバル増えやすい)
です。
当たり前ですが、「新品」は、基本的には中古よりも
高い金額で仕入れる必要があります。
もちろん、「セール」や各種ポイント等で費用を安く
抑えることもできますが、まあ限度があります。
ですから、それなりの「資金」がある人に向いた
方法ではあります。とはいえ、「圧倒的な回転」で
回せるので、クレジットカードをうまく使えば、
「少ない資金で大きな商売」
もできないことはありません。
●新品せどりと失敗のリスク
新品せどりは、
■アマゾン在庫切れによる一時のプレミア化■
が商機です。ですので、逆に言うと、
「そこを逃すと危ないです」
・需要減による値下がり
・供給増による値下がり
・アマゾンの新品在庫復活
などがあります。新品ということは、基本的に
状態は同じ(実はいくつか差別化要因はあるん
ですけどね)なので、上記が重なると、
「赤字の可能性が高くなります」。
●永遠にリサーチする必要がある
「新品」は出続けるものなので、商材がなくなる
ということはないでしょうが。ある程度は、永遠に
リサーチし続ける必要があります。
中古の場合、「鉄板商品」であれば、リサーチ不要
なものも多数です(「相場」が頭に入っているという
前提ですが)。
●誰にでもやりやすい(ライバル増えやすい)
「新品せどり」は、とても始めやすいです。お金を
突っ込む覚悟と勇気さえあれば、極端に言えば、
「誰にでもできます」。
ですから、ライバルが一気に増えやすいです。
有名な商材でいえば、クリスマス・年末の鉄板
商品だった、これなどは、おそらく、供給者が
増えすぎたことで、一時期ほどのうまみはなく
なったようです。
中古せどりのメリット・デメリット
中古せどりのメリットは
●資金が少なくてすむ
●「差」がつけやすい
●安定感がある
●一度覚えるとずっとできる
といった所でしょうか。
●資金が少なくてすむ
ブックオフで108円のコーナーから仕入れすれば、
1万円で100点弱の商品が仕入れられます。
本のランキングで50万位以内で、価格改定を
ツールを使ってきちんとやっていれば、100点
が一月にひとつも売れないということは、ほぼ
0に近いと思います。
(適切な価格改定をしなければ、0も十分あり
えますが・・・・・・・・・・・・・・・・)
中古最大のメリットの一つは、
「安く買える可能性を追求できる」
ことでしょう。
●「差」がつけやすい
新品は、「誰がやってもほぼ同じ」ですが、
中古は、同じ商品であっても、「見るところ
や、説明のしかた」等々でかなりの差別化
ができます。
例えば、最安値の相場が1000円程度のもの
でも、ある条件を満たせば、4000円近くで売
れるとか、最安値500円程度でも、1800円くら
いで売れるとか、まあ色々です。
そういった「技」を持っていると、単純に
仕入れの幅が広がります。
逆に言えば、新品は、せどらーが狙うのは
ほぼ同じ商材ですが、中古の場合、他の
せどらーが買わないものから利益を出す
事もできます。
そうなると、本当のブルーオーシャンですね。
●安定感がある
新品のような爆発力はありませんが、「中古せどり」
には、「安定感」があります。
「ぽつぽつと毎日売れていく」という感じでしょうか。
同じ商材をずっと仕入れ続ける事がよくあります。
●一度覚えるとずっとできる
これは、「安定感」につながるわけですが、よりたくさん
の知識をつけておくと、安定した商品は、ちょっとやそっと
ではダメになりませんので、ずっと仕入れと販売ができる
ということになります。
中古せどりのデメリット
新品のように爆発力はありません。
ですので、個人で、
月商1000万、利益で200万~300万!
といった事を狙うのは、中古せどりだけ
ではなかなか難しいかもしれません。
不可能ではないと思いますが。
また、出品、検品が、新品に比べると面倒です。
新品が、「誰にでも始めやすい」のと裏腹に、
中古は「商品知識」がある方が圧倒的に有利
です。ですから、まったく知識が無いと不利です。
知識を効率で補う一つの手段が、
バーコードリーダーを使ったせどりです。
検索効率を圧倒的に高めることで、知識不足を
補う方法です。
結局はトレードオフ
以上、新品せどりにも、中古せどりにも、メリット・デ
メリットがある事をご理解頂けたかと思います。
どちらが良いのか?
人によります。
読んでもらえれば分かるように、それぞれのメリット・
デメリットは、トレードオフ(こっちを立てればあちら
が立たず)の関係にある事が多いです。
それぞれのメリット・デメリットを理解し、意識しながら、
自分にとっての利益(必ずしも金銭的な利益だけでは
ないかと思います)を最大化する方策を検討しながら
やるのが一番良いかと思います。
ちなみに僕のやり方は、
最初の一年ほどは、
中古のみ+本のみ+ブックオフのみ
でした。
その後、
新品+中古+どこでも何でも
です。
割合はいまだに、
中古+本+ブックオフ
が最大です。
今、もし「金額的な売上+利益を上げたい」
と考えたら、「新品」にもっと触手を伸ばすでしょう。
逆に、新品ばかりで、「疲れている」様な方は、
「中古せどり」を織り交ぜても良いかもしれません。
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『ぽんきちのせどり2億円物語(上)―完璧なせどりは存在しない。完璧な絶望が存在しないように』
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