アマゾンのショッピングカートボックス獲得資格
この記事の目次
アマゾンのショッピングカートとは?
「カート取得」というのは、アマゾンの新品在庫が無い場合に、
マーケットプレイス出品者が、さも「アマゾンが売っている」
ような感じで、サイト上に表示されることです。
(中古はものによってカートに特定のショップが表示されたり
されなかったりしますね。現在は、されない方が多いので
しょうかね? この辺りはアマゾンの機嫌によってドンドン
変わりますので・・・・)
下記画像で丸で囲んだ部分に自分のお店が表示されます。
こんな感じです(クリックで拡大します)。
↓ ↓
いかにも「アマゾンの商品」のようですよね。
アマゾンショッピングカートに自分のお店が表示されると何が良いのか?
(1)売れまくります
カートを取得したことがない場合、初めて取得すると、すごさが
分かります。まあ、気づかないうちに売れてしまう事の方が多い
かもしれませんが・・・。
(2)高くても売れます
経験上、最安値1000円なら2000円、5000円なら7000円等で
たくさん売れます。
悪いことは基本的に無いと思います。
では、アマゾンのショッピングカートはどうすれば取れるのか?
現在の所(2014年末)確実なやり方はありません。
逆に、「こうすれば絶対にカートが取れる!」
と言っている人がいたら、それは嘘です。
ただし、アマゾンが発表している、
「ショッピングカートボックスの獲得資格要件」
というものがありますので、それに自分のお店の
状況を重ねてみると、結果として「カート取得の可否」
がだいたいわかります。
こちらのページに書いてあります。
→https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html/?ie=UTF8&nodeId=200505830
以下、上記ページからの引用です。
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Amazon.co.jpサイトの顧客満足度向上のため、出品者がショッピング
カートボックス獲得資格を得るには所定の要件を満たしている必要があります。
●注文不良率:注文不良率は、購入者からの評価、Amazon
マーケットプレイス保証やチャージバックの申請率の割合を元に算出されます。
●その他の出品者のパフォーマンスの指標
●配送スピード、配送方法、価格、FBAの利用によるものも含む年中無休の
カスタマーサービスなどを通じて、商品と共に購入者に提供されるショッピング体験全般。
●Amazon.co.jpで出品している期間と取引の数
●出品形態が「大口出品」であるかどうか
ショッピングカートボックス獲得資格の要件は上記のパフォーマンス
情報を元に常に改良または変更される可能性があります。資格を維持
するには、それまでと同様に注文不良率を低く維持し、良好な
パフォーマンスの積み重ねが重要です。
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現在の所、「小口出品」はカートが取れないようです。
(昔は「小口でも取れた」という人もいるようですが、現実的
には、「大口出品」+「FBA」がカートへの最短ルートでしょう)
それ以外は、平たく言えば、
「アマゾンでFBAを使い、まっとうに商売をして、良い評価をもらっている」
という事が大事になりそうです。
当たり前と言えば当たり前ですが、逆に言うと
これは「多くの出品者にカート取得の可能性がある」
という事でもあります。
同時に、「お金を払ってカートの場所を買う」等とは違うので、
「運」の要素も強くなるでしょう。
ですから、カート取得に血眼になるのは意外と意味がなくて、
「キャンセルしない」(無在庫販売あまりやらない)
とか
「早く送る」
とか
「低評価に気をつける」
とか、
まあ、至極当然のことをしておくのが結果として一番の
近道かもしれません。
いずれにせよ、「カートを取ると売れる」しかも「高くても売れる」
というのはまぎれなもない事実なので・・・・。
ぽんきちの経験に基づくアマゾンカート取得の考え方
●FBA利用者が有利なのは間違いないようです
●1時間単位くらいでコロコロ「カート取得者」は変わります
●「予約転売」などでは「カート」の意味がさらに大きくなります
ですので、FBAを使って、「それなり」のパフォーマンスを維持
しているのであれば、逆に「カート」「カート」と言わなくても
いいのかもしれません。
そもそもアマゾンの「カート表示のアルゴリズム」も正確には
誰にも分からないでしょうし、今後もどんどん変わっていく
可能性が高いと思われます。
ですので、繰り返しになりますが、現時点で、
我々セラーがやるべきことは、
「FBAを使い、低評価に気をつけ、たくさん販売する」
といったことでしょうか。
そうすると、「結果としてカート取得ができる」と思われます。
ただし、しつこいようですが、「カート取得」は販売上、
【極めて+とてつもなく】有利です。
だから、例えば、FBAが原理上いない(まだ発売されていない
のだから当然です)「予約転売」などでは、
「カートが取れることを前提に高めの価格で出品する」
といった手法が使えます。
売れなくても、事前に仕入れなければ金銭的なリスクは0ですからね。
「予約系」のコンサル等で「カートが絶対に取れる方法教えます」
等があると魅力的にうつるかもしれませんが、「カートが絶対に
取れる方法」は今のところ、絶対にありませんので。念のため。
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アマゾンカート取得に関しての結論。
●アマゾンカートを取得する100%の方法は現時点ではない
●できることは、基本(アマゾンのカート取得要件)を理解して徹底する
●カート取得は意外と開かれていて、すぐ変わるので、取れる事も多い
●「予約転売」系では、より大きな効果を発揮する
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アマゾンのカート取得に関する無料レポートを紹介しておきます。
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