ワンデーサンクスパス(1dayサンクスパス)廃止?!
ブックオフのワンデーサンクスパス(1dayサンクスパス)が廃止?
昨年(2014年)からちょろちょろと話題になっていましたが、
ブックオフのワンデーサンクスパスが2015年夏に廃止にな
るようです。
具体的には、
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①店頭でのスタンプ取得2015年3月4日まで
②1dayサンクスパスの利用は2015年8月31日まで
③2015年3月5日から、別途メンバーズカードのようなものができる
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との事です。
ブックオフの「ワンデーサンクスパス」は、購入や買取(売り)で、
一会計ごとに、1ポイント取得できて、10ポイントたまると、店内の
(一部例外ありですが、実質ほぼすべて)全商品が10%引きで買
えるというサービスです(でした)。
ポイントとして、10ポイントをワンデーに交換すると、
「その日は、終日、ブックオフのどこの店舗(一部例外あり)
でも、何回でも10%引きが使用可能」
ということです。だから、ワンデーサンクスパスを使う日は、
何店舗もブックオフを回る人もいます。
ブックオフせどりをする人にとっては、常識中の常識です。
スマホを使う事で、ワンデーサンクスパス用のアカウントを
複数所有できるので、多くのせどらーは、「ブックオフでの
仕入れは、ほぼすべて10%引き」を享受してきたと思います。
僕も、会計時に見せ忘れたりしなければ、100%ワンデーサン
クスパスを使ってきました。これが廃止されるとブックオフせどり
部分に関しては正直痛いです。
ゴニョゴニョのごにょごにょをすると、××だったので、「ワンデイ取得」
(10ポイント獲得)自体は簡単でした。その為に、わざわざたくさん
店舗を回る必要もなかったし・・・・・・。
ワンデーサンクスパス廃止後のブックオフせどりは?
「ブックオフだけでせどりをしている」人にとっては、ワンデー
サンクスパスの廃止は結構大きな問題かもしれません。
僕の無料レポート、「ぽんきちのせどり2億円物語」をお読みの
方や、古い読者の方はご存知かもしれませんが、僕は、せどり
開始当初は、「ブックオフのみ、中古本のみ」でせどりをしていました。
「0から1」にするためには、その手法が良かったのだと今は思います。
が、しかし、それだけだと、「何か」あった時に怖いので、2012年頃から
「せどりの多様化」を意識的に行ってきました。
そういった意味では、「ブックオフのワンデーサンクスパスが廃止」
(ある意味「何か」だとは思います)されても、今なら、すぐに困る事
にはならないでしょうが、重要な仕入先が、ちょっと使いづらくなると思います。
おそらく、ワンデーサンクスパスが廃止されると、「ブックオフだけを
何店舗も回る」というやり方の意味が無くなるので、ブックオフセド
ラーは今まで以上に減るでしょう。
逆に、ブックオフの数少ないセールへのさらなる集中が起こるかもしれません。
とはいっても、「鞘取り(アービトラージ)」ビジネスとは、大きくは、各種の
バランスの「差」が基本ですから、ブックオフセドラーが一気に減ったら、
もしかしたら(希望的観測?)以下のような事が起こるかもしれません。
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●108円コーナーが少しは買いやすくなる?
(これは、ビームせどり禁止、ブックオフせどり禁止がどの程度徹底
されるかによるでしょう)
●セドラー減により、「普通に買える商品」が増えて(残りやすくなり)、
ワンデーサンクスパス廃止前とそう変わらない仕入れ量が見込める?
●「ブックオフせどり系」商品が、出品者減少によって、アマゾンでの価格
が下がりづらくなる?
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勝手な憶測ですが、108円(単C)コーナーはそんなに変わらない
と思います。ただ、最後の「アマゾンでの(実質的な)相場上昇」
はあり得るかと考えています。
もちろん、単純に、
【10%引きがなくなる⇒薄利に拍車がかかる】
という構図もあり得ます。ブックオフせどりでの仕入れが
困難になり、撤退する人も増えるかもしれません。
ブックオフ側がどう動くか?
ブックオフは、ここ数年「縮小傾向」にあります。
チェーン展開の戦略としてはまずいことになっている
と思います。今年も閉店が決まっているお店が既に
いくつもあるようですし・・・・・。
上場企業なので、状況も分かりますが、「良くはない」
ですよね。
そうすると、「売上」「利益」が減り続けた場合、必ず、何がしかの
対策をすることになるでしょう。それが、ここ数年は、「反セドラー」
的になっているわけですが・・・・・・。
単品管理があっても、セールが減っても、ビームせどりがやりづらく
なっても、ブックオフせどりをやり続けている(割合は減らしましたが)
ので、ワンデーサンクスパスが廃止されても、当店が「ブックオフせど
りを廃止」することはおそらくないでしょう(わかりませんが)。
何にせよ、ブックオフの対応にあわせて、
●ブックオフせどりを縮小する(やめる)
●ブックオフせどりを拡大する(それだけに戻す)
●ブックオフせどりを今までどおりやる(変えない)
の中から選ぶことになると思います。
大事なのは、
【一つの仕入先や販売先に依存しない
商売の仕組みを常に意識的に作る】
という事かと思います。
いずれにせよ、
この、「ワンデーサンクスパス廃止問題」は実際に施行されてから、
「追記」をしていくことになるかもしれません。
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