アマゾンが児童ポルノで家宅捜索。逮捕者も
アマゾンジャパンが児童ポルノ販売で家宅捜索される
マーケットプレイスに出品した、東京都の古書店経営者と従業員も
逮捕されたそうです・・・。ガクガクブルブル。あっ、僕ではないです。
児童ポルノには、読むのも売るのも興味はありませんが、当局の対応
には興味があります。
恣意的な判断が混ざらないようにしてくれ
たしかに、アマゾンはその辺りの部分については、「売れれば何でも良い」
というか、「表現の自由の幅がかなり広い」というか、とりあえず、「いけい
けドンドン」のようにこれまでも見えました。
アマゾンの寛容さというか、ゆるさというか、まあその辺りは置いておいて、
問題は、「基準は?」って事です。
基準が曖昧だと、当局の恣意性が入ります。警察の胸先三寸で家宅捜索
できるなら、それは、巨大な権力になります(というかなっています)。
due process of law (デュー・プロセス)
という言葉がありますが、「法の下の平等」が担保されるには、法が
厳格に適応されないと全く意味がありません。
何の写真集がダメだったのか分からないと、意味がないと思います。
例えば、今も普通に、こういうものはアマゾンサイト上にあります。
曖昧にすればするほど、警察にとっての「児童ポルノ」の価値は増します。
「いつでもできますよ」
的なことになりますからね。
ホリエモンを刑務所に入れた時点で、既得権益者が、合法的な
暴力装置を実質支配しているこの国に、21世紀を切り開く可能性
は低いと僕は考えました。
既得権を多数決によって、広く分配していくのが、本来の民主主義
のあり方のはずです。
でも、既得権を持っている、老人がトップの日本的組織が、いまだに
この国では実質的な「力」を持っています。
仮にスティーブ・ジョブズが日本人でも潰されていたかもしれません。
(まあ、アメリカでも一回アップルを追放されたくらいですからね)
だから、僕は孫正義に頑張ってほしいといつも思っています。
(すいません携帯はいまだにドコモですが・・・)
児童ポルノ・アマゾン・家宅捜索から話がずいぶんずれましたが、
まあそういう事です。
まさか、アマゾンジャパンを警察の天下り先の一つにしたいん
じゃないでしょうね・・・・・。「児童ポルノ対策顧問」とかって肩書
きで、警察官僚OBが天下るみたいな・・・・・。
でも、何もなければ警察は動かないので、「何か」があるんでしょう。
児童ポルノよりも、そういった「警察国家化」の方が僕にははるかに
怖いことです。
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