弱小個人がNFTの転売・販売で儲けるための方程式は?バブルは?→小さくコツコツではなく一発逆転ホームランを地道に狙う
先にまとめを。
★弱小個人がNFTの転売・販売で儲けるための方程式は?★
・個人が副業レベルでやってもほぼ無理(ガス代損するだけ)
・SNSの(きちんとした)フォロワー数が大事:有名人やインフルエンサー強い
・マーケティング力の勝負
・「商品」自体はあんまり関係ない
・流動性があり注目が集まっているNFTを途中で買えれば:めっちゃむずい
→小さくコツコツではなく一発逆転ホームランを地道に狙う
この記事の目次
弱小個人がNFTの転売・販売で儲けるための方程式は?
有名人orインフルエンサーであれば、
【NFTを買う→クリプト系アーティストとコラボ→自身のSNS等をフル活用でローンチ】
これでガッポガッポの人が多数いますが、前提が「有名人orインフルエンサー」です・・・。
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(以下の話はすべて2021年10月時点です)
・個人が副業レベルでやってもほぼ無理(ガス代損するだけ)
悲観的な話から入りますが、個人がチョロットした金額(10万円単位)で
参入しても、「NFTの転売でぼろもうけ」となる可能性は極めて低いです。
理由の一つは、ガス代(手数料)が高い事です。
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もともと、仮想通貨は「手数料がかからずに送金できる画期的システム!」として
煽られた記憶がありますが・・・はて?
とにかく現実には、
NFTをOpenSeaに出品するだけで5000円ほどかかります(2021年10月時点)。
買う場合も、オファーしただけで5000円ほどかかります(買えなくても!)。
・個人が副業レベルでやってもほぼ無理(ガス代損するだけ)
・SNSの(きちんとした)フォロワー数が大事:有名人やインフルエンサー強い
NFTはしょせんJpeg画像データ(音楽その他もできますが、現状はほぼ画像)なので、
個々のNFTにまつわる「物語」が大事になります。
そうなると、名もない作家がどんな優れた小説を書いても、そもそも出版されない、
誰の目にも届かないという事になるのと同じで、どれだけ優れた絵を描けるNFT
アーティストであっても、それを世に広げる部分での能力が必要になります。
ですので、既に多数のフォロワーを抱えた有名人・インフルエンサーが圧倒的に
有利な世界です。
twitterやインスタグラムで(きちんとした)フォロワーが万単位でいれば、
それだけでNFTでぼろ儲けできる可能性は高そうです。
ただし、まだ勃興期のNFT市場なので、たまたまセレブやインフルエンサーに
SNSで紹介されるといった事があれば、弱小個人の作品も「世に出る」事に
なりますから、その点は(運次第とはいえ)夢がありますね。
マーケティング力の勝負
NFT自体に価値は(実質)ないので、あたかも価値があるように思わせる
マーケティングが極めて極めて大事です。
ドラッカーが言う、「優れたマーケティングはセールスを不要にする」
というやつですね。
自己売買も含めて、NFTに価値があるように見せる「演出」が大事に
なります。
まあ、この点も弱小個人にはきつい部分ではあります・・・。
「商品」自体はあんまり関係ない
ここまでの話をまとめると、
「商品」自体はあんまり関係ない
という事になりますね。
約18億円で落札されたCryptoPunksのドット画のNFT
上記のドット絵が、「作品」として優れていると思う人はどれくらい
いますかね?
こちらのゴッホの「夜のカフェテラス」の真作ならそりゃ億で買う人が
いても驚きませんが・・・。
いずれにせよ、現状(2021年10月)、高値で取引されているNFTをみても、
とてもとても、アートとして優れていると思えるものはありません。
そもそも、複製可能なjpegデータですからね。
でも、一部に超高額で取引されているNFTがある事も事実です。
つまり、「商品」自体はあんまり関係ないです。
流動性があり注目が集まっているNFTを途中で買えれば:めっちゃむずい
もちろん、世界的に見れば、流動性もあり、価格がどんどん高騰している
NFTコレクションも多数あります。
ありますが、弱小個人がそれらのNFTに参戦して、転売で大儲けする
というのは少々考えが甘いです。
例えば、有名なCryptoPunksだと買うだけで100万円、1000万円単位ですので、
そもそもが弱小個人投資家には対象外ですね?
ありうるとしたら、「将来の値上がりを見越して安い段階でNFTを仕込む」という
形ですが、これも実は甘くありません。
この考え方からすると、「多数」のNFTを保有しないと当たらないわけ
ですが、既に述べたように、流動性があり値上がりするためには、現在(2021年10月)
の所、
「プラットフォームはOpenSea+仮想通貨はイーサリアム(ETH)」
である必要があります。
が、この組み合わせですと、ガス代(手数料)が高いです。また、他の購入者と
バッティングして買えない場合でもオファーを出すだけでガス代が5000円とか
かかります。
つまり、投資として、100円~1000円単位で大量にNFTを保有し、どれか
一つがアホほど値上がりするという戦術は基本的に取れません。
だって、ガス代(手数料)が高いですからね。
小さくコツコツではなく一発逆転ホームランを地道に狙う
NFTの転売・販売で儲けるための方程式は?
という問いへの答えは、有名人やSNSフォロワーを万単位で持っている
インフルエンサーであれば、色々なやり方でかなり楽に稼げるのは
事実ですが、そうではない弱小個人の場合、
小さくコツコツではなく一発逆転ホームランを地道に狙う
これが一番可能性は高そうです。
「薄利多売」はガス代がかかるので、現実的に無理です。
転売でも販売でも同じです。
資金が億単位であればまた別ですが、そういう人はNFTに限らず、極々少数
でしょう。
NFTの転売で儲けるためには、
市場調査をして、諸々のマーケティングの状況を見て、
「こいつ(このNFT)は買ってすぐ転売できる流動性がある+ドカンと
高値で売れる」
という確証を得たものに投資をするという事になりそうです。
とはいえ、そのホームランを狙える絶好球を地道に素振りをして待つ
という事になるわけですが・・・。
まとめ
★NFTの転売・販売で儲けるための方程式は?★
・個人が副業レベルでやってもほぼ無理(ガス代損するだけ)
・SNSの(きちんとした)フォロワー数が大事:有名人やインフルエンサー強い
・マーケティング力の勝負
・「商品」自体はあんまり関係ない
・流動性があり注目が集まっているNFTを途中で買えれば:めっちゃむずい
→小さくコツコツではなく一発逆転ホームランを地道に狙う
以上、
NFTの転売・販売で儲けるための方程式は?バブルは?→小さくコツコツではなく一発逆転ホームランを地道に狙う
でした。
(関連記事)
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NFTが日本で普及しない理由はこの3つ!OpenSea+イーサリアム(ETH)+ガス代か?流動性が必須!
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