せどりの高額塾の生徒と話しました
*この記事は、せどりの「基本」は大事ですとともに読んでいただ
いた方がいいかもしれません。
先日、某せどり高額塾に入ってせどりを始めた
という方と話をしました。
その方の話をまとめると、
●始められたけど、もう辞めたい(理由はきついから)
●某塾にはかなりの金額を払った(バックエンドもあったようです)
●アマゾンの登録から教えてもらい、バーコードを使ったやり方を薦められた
アマゾンの登録と、バーコード設定と少々の狙いジャンルを教えるだけで、
結構な額を取るものだと思いましたが・・・・・。
現在のやり方は、
●バーコードで全頭+自己発送
●全部一人でやっているとのこと
そりゃ疲れるでしょう。
(ちなみに、自己発送はある種の「送料ビジネス」が可能です。
ここには初心者がつけいる隙がたくさんあるかと思います。
大事なのは、「仕入れ」よりも、「配送システム」の構築だと思
います。それができれば、たぶん「仕入れ」はいくらでもできます)。
正直、何も教えてないなと思いましたが、かわいそうなので
言いませんでした。それに、その塾は、事前に提示したものは
きちんと与えているようなので、詐欺でも何でもありません。サ
ポートもそれなりにしているようですし。
でも、それはほとんど何も教えてないのと同じだと僕には思え
ます。
何故か?
ブックオフとアマゾンの価格差以外の要素がゼロだからです
ブックオフとアマゾンの価格差だけでせどりをする場合、熾烈な
状況の中で勝負することになります。一番撤退する可能性が
高いでしょう。根性勝負です。
僕が今ブックオフに行った場合、そういったやり方ももちろんしま
す。両者の価格差を見て、利益を見て、ランクを見て、大体の想定
をしてカゴに入れる。これは基本です。
ただ、それは全体の40~60%くらいです(約半分ってことになる
ね)。
価格差が無くても利益が出せるもの
が残りを占めます。本もCDもDVDもあります。
つまり、他のせどらーが買わないから、いつも残っているものがあり
ます。利幅は色々です。利幅よりは、「早く売れて、利益になる」事
の方が重要です。大事なのは、
継続的に買えて、競争にあまりさらされていない商品
であるということです。
極めて単純な例としては、FBAを使うだけで、108円
(当店は100%ワンデイサンクスパスを使うので、96円程度?)
の商品も500円~700円程度の下限価格で売れるもの
はたくさんあります(最安値は200円とか300円とか)。
なぜ、この話を書いたかというと、その方に、
「どんなやり方をしてるんですか?」
と聞かれたので、
「バーコード全頭以外の方法が半分くらいですかね」
(そもそも、僕は「全頭」はしません)と答えたところ、
「え、そんな方法があるんですか!?」
と驚かれたからです。
つまり、
ブックオフとアマゾンの価格差=せどり
という発想がすべてになっているわけです。アメブロ時代
から何度か書いてますが、
「価格差」は(もっとも基本で大事な要素だけど)せどりの
ひとつのポイントに過ぎません。
そこだけを見て、108円コーナーの棚を全頭するとしたら、
せどりは飽和している
という結論になるでしょう。
アマゾンへの登録や、バーコードの接続、ツールの設定等は
必須ですが、それらのことは「手順」ではあっても、ノウハウでは
ありません。
もちろん、それでお金を取るのがいけないと言っているわけで
はありません。人によっては、どうしてもバーコードが接続できず
に、何ヶ月もかかってしまう人もいるかもしれません。そういう
人にとっては、とてもありがたいサービスでしょう。
ノウハウ(あるいは「本物のノウハウ」)というのは、例えブックオフ
とアマゾンの価格差がマイナスであっても利益が出せる方法のこと
です。しかも、定期的に店舗で買えるものが対象になります。
さらに言うと、ノウハウ自体「複数」あった方が良いです。さらに
安定感が増しますから。
例えば、今日買ったものは、
仕入れ費450円:アマゾン最安値300円ですが、売値は3000円~40
00円くらいです(まあ、これだけ利幅あるのは少ないですが)。
もちろん価格差も追いますよ、それが「基本」ですから。
ただし、現状のブックオフせどりで「108円棚全頭」のようなひと昔前の
「基本」だけでは、ほぼ確実に撤退することになると思います。
誤解の無いように書きますが、「価格差」は基本です。もっとも大事です。
それだけでも、根性せどりで稼ぐことは可能です。そういう方を何人か
知ってますし、基本の徹底(=まあ根性ですが)はやはり強いですよ。
それ以外の方法も存在するんだということを言いたいだけです。
そっちの方が楽ですよということです。
チャオ。
商品紹介
これは「基本」ですね。
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