アマゾン輸出の魅力3 在庫リスク0
アマゾン輸出が熱い
2015年現在、アマゾン(amazon)輸出は非常に人気が
あります。
これまで書いてきたように、「アマゾン輸出」には、
多くの追い風があります。
1 10兆円という巨大市場(日本アマゾンの10倍以上)
2 構造的な円安
それ以外に、ビジネスの構造として非常に大事なポイントがあります。
それは「初期資金」(の多寡)です。
せどりと在庫
せどりでアマゾンFBA(アマゾンによる商品管理、
配送等の有料サービス)を使う場合、
「先に商品を仕入れる」
必要があります。
つまり、「初期投資の資金」が必ず必要になるわけです。
たしかに、せどりは低資金で始められます。これは間違い
ありません。
ただし、FBAを使って規模を大きくしようと考えた場合、
「FBAに大量に商品を送る」
事が必須になります。
(単純計算ですが)
仮に500万円の売上を月にあげようとしたら、月に在庫全体が
一回転すると仮定した場合で、利益率を20%としたら、必要な
在庫額は400万円です。
400万円分の在庫をFBAに放り込む勇気が必要です。
もちろん、クレジットカードで払って、実際の支払を遅らせる事で
目の前に400万円の現金は必要ないかもしれませんが(というか
その手法をとるべきですが)、翌月や翌々月に必ずその400万円
はあなたの口座から引き落とされます。引き落とせなければゲー
ムオーバーです。
つまり、せどりは、他のリアルビジネスに比べて、リスクが低く、
堅い事は間違いないものの、「在庫を抱える」という点に関しては、
どうしても資金がある人が有利です。
もっとも、大手業者などが入ってきづらいので、資金力があれば、
高確率で勝ちやすくなるとも言えます。
一方で、低資金で進めていく人は、どこかで
「在庫を拡大する=資金を投じる」
というリスクを取らないと、
「なかなか規模を大きくしづらい」
面があるのは事実です。
しかし、アマゾン輸出にはそれをひっくり返す方法があります。
初期資金不要の物販ビジネス
先に結論を書くと、
アマゾン輸出は「無在庫販売」がやりやすいです。
「無在庫販売」は、売れてから仕入れます。
つまり、「安く仕入れて高く売る」のではなく、
「高く売ってから安く仕入れる」手法です。
そうすると、当然、「先に仕入れて在庫を抱える」というリスクが
なくなります。極論を言えば「初期資金0」でもできます。
さすがに0だと厳しいから、まあ「初期資金数万円」からできます。
これは間違いありません。
日本のアマゾンでも、「無在庫販売」をしている人たちはいます。
でも、それは、かなりの「低利益率+ライバル多数」になっているようです。
アマゾン輸出における「無在庫販売」「受注発注」のやりやすさ、
リスクの少なさはその比ではありません。
それこそ、「アメリカのFBAに送る商品以外はすべて無在庫」
という形が基本かもしれません。
これは、非常に大きなアドバンテージです。
資金が10万円しかなくても、月に1000万円の
規模でビジネスができます。本当です。
アマゾン輸出について、
ある程度体系的にまとめた記事は、こちら。
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