実録! せどり赤字物語;ヤフオク仕入れ+予約転売
せどりと赤字
せどりで怖いのは「赤字」です。
仕入れた商品代金+諸経費が、入金金額よりも
多ければ赤字です。まあ、当然ですが。
赤字にも二つあります。
1 そもそも売れない
2 売れたけど赤字
1は完全なマイナスです、2は小さいマイナスです。
せどりを始めたばかりで、資金が豊富でない場合は、
1は絶対に避けなければなりません(でも、それはかん
たんです、回転の良いものだけ扱い、価格設定を間違え
なければ、ほぼ100%「売れない」ことはありません)。
さて、今回はぽんきち自ら出した赤字について書きます。
他山の石にしてください。といっても、「しょうもない話」
なんですけどね・・・・・。
どちらも完全に僕のミスですが、手法自体は有効です。念のため。
どうしょうもね~なーと思って読んでください。
売れない赤字
先日、ヤフオクでいつもの手法
↓ ↓
ヤフオクはツールに任せろ!ブックオフせどりで行き詰っている方必見』
で相場25000円ほどのものが、7000円程度で出品されていることを
知り、いつもの通り、(上記レポートで紹介している)ツールで、
上限2万円程度で入札。
な、なんと、入札1、出品価格で落札。
「わお! まあ個人の不用品販売もあるから、こういうこともある」
とホクホク顔で到着を待ちます。
商品到着、従業員が開封。
僕、事務所に行く。机の上を見る。
「え? これだけ」
「はい、これだけです。FBAですか? 自己発送ですが、
海外アマゾンですか?」
(商品よく見る)
「・・・・、どれでもない、かな」
事務所だと恥ずかしいので、一回自宅に戻り、ヤフオクの
落札ページを確認。
「あ~~~・・・・・」
思いっきり「付録のみです」って書いてある。よく見ると、
画像も、ちゃんと付録だけだ・・・・・。
出品者何も悪くない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
要するに、入札時も、落札時も、
【ちゃんと説明文を読んでいなかった】
という事ですね・・・・・・。
まあ、ヤフオクに出すという手段もありますが(というかそれしかない?)、
これはある意味で「売れない」ものを仕入れてしまったわけです。
何にしてもどうしょうもないですね・・・・。
「テストに名前は書きましょう」
レベルのミスです。
はい、次。売れたけど赤字の話です。
売れたけど赤字
仕入れたけど、相場が下がって赤字ならまだ良いです。
そういった「失敗」は経験になりますから。
「経験」を重ねると失敗する確率が下がります。しかも、
ドンドン下がります。その結果成功する確率が上がります。
今回のぽんきちのケースは絶対にやってはダメです。
ただのバカです。
手法は「予約転売」です。
繰り返しますが、上記の「ヤフオク仕入れ」も「予約転売」も
手法自体は有効です。ただたんに、僕が寝ぼけてただけです。
予約転売は、受注→発注のみにすると、大きな利益を出しづらい
ですが、金銭的なリスクはほぼ「0」に近づきます。
僕の場合、予約転売は、(現状)あくまでも、ボーナス程度なので、
ほぼ「受注発注」です。
それで、今回もそんな感じで、「とりあえず出品」していました。
売れたので、「じゃあ仕入れるか」とポチポチやっていたら、
「えらい安いな! 入金ベースで5000円以上の利益!」
(通常、受注発注の予約転売は、一点あたり500円~1000円
程度の利益の事が多いです。まあ、ものや売り方にもよりますが)
と少々ヒートアップ。
「これなら、もう一点先に仕入れておくか」
という事で、2つ発注(一つは売れた用、もう一つは
在庫切れる前に先に仕入れる)。ここで、いまだに
石橋を叩くことを継続していてよかったです。50個
とか発注してたらさすがに凹んだでしょう。
商品到着。従業員がダンボール開封。
僕事務所に行く。
「これは? 売れたヤツですか?」
僕、商品見る。
「え? あ~~~~~~~・・・・」
はい、間違えました。
【初回限定版ではなく、通常版を発注してしまいました】
返品できますが、返送料やら手間やらを考えると、
「FBA安値で売り切り」
が良いと判断。
「それはFBAで・・・・」
どういうことか?
受注時に、JANコードをきちんと確認せずに他のネットショップで
パパっと買ってしまったわけですね・・・・・。
初心者でもやらなそうなミスです。
通常版と初回限定版は、画像自体は同じ事がよくありますが、
まあ、ここでも「商品説明をきちんと見ずに、しかもJAN
コードで検索せずに」適当にポチッたのでしょう・・・・・。
これも、「テストには名前を書きましょう」レベルです。
みなさん、こういった、ミスとも失敗とも言えないレベル
のことはやらないように気をつけましょう。
え? 「お前だけだ」。まあ、そうかもしれませんね。
「本当の失敗」には意味があります
こういった「凡ミス」ではなく、考えた挙句の手法が、
うまくいかなかったような場合、それには意味があります。
よく使われる例ですが、エジソンが、白熱電灯を発明するのに、
1万回とも2万回とも言われる回数の実験をした事を、
「僕は一回も「失敗」していない。うまくいかない
方法をその回数分だけ発見したんだ」
と言ったそうです。
超ポジティブシンキングですが、ある意味、理にかなっています。
人間は「失敗」しないと学ばないからです。
いや、「成功しない方法を体験」しないとですか。
もっとも、商売の場合、100%うまくいくとか、
100%うまくいかない事は案外少なくて、
「中途半端にうまくいく方法」
とか
「成果ゼロではないけど、微妙な方法」
といったものが意外と多いです。
そうすると、後は簡単です。
その方法を、「検証」して、「改善カイゼンかいぜん」(トヨタ自動車)
して、「修正」して、「もっとうまくいく方法」にしていくだけです。
もちろん、自分の資金状況に応じて、
「再起できないような資金をかけた失敗」
をしないことは前提です。
逆に言えば、再起できる(致命的でない)失敗なら、
ドンドンするべきだとすら思います。
さて、「もっとうまくいく方法」にしていく際に意外と大事なのは、
「ビジネスの要素を分解」
することです。
せどりであれば、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「扱っているジャンル」なのか
「仕入れ方法」なのか
「出品方法・コメント」なのか
「価格改定」なのか
「発送方法」なのか
「そもそも使っているプラットフォーム」なのか
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
といったことを、分けて考えるということです。
これらの要素の結果を掛け算したものが、「売上」であり「利益」ですから。
と、えらそうなことを書きましたが(書いていることは
その通りだという自信はありますけど)、僕のような、
「つぎにもつながらね~よ」
みたいな凡ミスはやめましょうね。
え? 「お前だけだ」。まあそうかもしれませんね。
今回の場合、カイゼンするとしたら、
「字をきちんと読め」ってことですかね。
ちゃお。
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