ブックオフ108円→28888円
この記事の目次
ブックオフ108円せどり物語(短編)
ブックオフの108円コーナーは、3~4年前はまだ
普通にせどりに使えましたが、今は、「工夫」が
ないとあまり良いものは見つかりません。
でも、たまにこういうのがあります。
97円→28888円です。
高額なので一応証拠。(クリック→拡大でご確認ください)
さて、もちろん、別に「どうだ! 儲かったんだぞ!」というつまらない
自慢がしたいわけではありません。
ポイントは、なぜこれが買えたか? です。
1 ISBNはあるけどバーコードがない
バーコード付きのみを調べる「全頭せどらー」は、ISBNが数字で
書いてあるだけの場合は見ないことが多いですね。
2 1と同じ理由で「単品管理」ができていない
何度も何度も書いてますが、ブックオフの「単品管理」はしょせん、
「その時のアマゾン価格に合わせる」
だけです。これで困るのは全頭せどらーがメインです。
そして、しばらくすると当然売れないものの値段を下げます。
はい、買い時ですね。また、本の値段は当たり前のように「上下」
します。そうすると、アマゾンで上がっているものは? はい、
買い時ですね。
多少、難易度は上がりますが、今後上がるものなんかはまったく
ブックオフでは対応できていません。当然ですけどね。
はい、買い時ですね。
もちろん、買えるものの絶対数は減っているかもしれませんが、逆に言うと、
「単品管理の場合、値段のつけ方が決まっている」
ので、その「偏り」に絞って検索すれば結構見つかります。
しかも、全体の数が減っているので、全頭系の人たちが一気に減りました。
まあ、色々な状況に対応できて、初めて「稼ぎ続ける」事ができるという
ことかもしれませんね。
3 この本が高い事を知っていた→目利き
これは、2014年に朝日新聞を窮地に追い込んだ、
「従軍慰安婦誤報問題」
の象徴のような本です。
つまり、2014年の後半から急に高値になっていたものです。
話題になっていたのを知っていたので、棚から抜いて、手打ち
でわざわざ調べたわけです。
こんな感じで、複数の要素の組み合わせが、結果として大きな
利益を生み出すことはよくあります。
要素が多くなればなるほど、「誰にでも簡単に」できるものでは
なくなります。
「誰にでも簡単にできる」ということは、あっという間に飽和する、
ないしは、「あなたでなくても良い」ということになります。
どんな分野でも本当の「プロ」は、多くの要素をより早いスピードで、
より精度高く処理する事ができると思います。
日本の風土として、「失敗を認めない」的なことが欧米諸国に比べて
やや強い気がしますが、個人的には、より多く失敗する事で、より
精度が高まると思います。
逆に、失敗を恐れて、「できることだけを、ビクビクとゆっくり確実に」
という性格の人は、自分でビジネスをやる場合はあまり大成はしないかなと。
(もちろん、職種によってはそういう性格が必要な場合もあると思います。
が、リスクを取る事でリターンを求めるタイプの仕事には向かないはずです)
最初はできないのが当たり前。致命傷にならない失敗はした方がいいとすら
僕は思います。失敗大歓迎。
失敗しても、前に向かう人は、次にはどうやれば良いかを考えるはずで、
そうすれば、そのうち成功して、ドンドンうまくなっていくから
です。
大事な事は、(よく書きますが)
●●どうやったらできるかを常に考える事●●
でしょう。そこに初めて「創意工夫」が生まれてくるので
はないでしょうか。
最近のコメント