トレンドせどりの具体的なやり方と商品
トレンドせどりは永遠
数あるせどり手法・せどりノウハウの中で、もっとも
飽和しないのは、おそらく「トレンドせどり」です。
理由は至極簡単で、トレンドは永遠に再生産されてうまれて
くるので、新たな商材が出続けるからです。
また、需要の急増による価格高騰がトレンドせどりの基本
なので、価格差もうまれやすいです。
トレンドせどりの具体的なやり方と実例
トレンドせどりのやり方の基本は、
●トレンドを探る
●関連商品を探る
●高騰している商品を定価(もしくは中古価格)で手に入れる
です。
一見難しそうですが、そんなことはありません。正直、簡単です。
察知しやすいのは、
●テレビ番組(各種メディア)
●映画
●イベント
です。
これをだいたい一月くらい前に仕込み始めればまあ、失敗は
しないでしょう。
具体例として売れたもので説明します。
江戸時代の有名な画家に、伊藤若冲がいます。
今年(2016年)は生誕300年ということで、各種イベ
ントがあり、関連テレビ番組もいくつか作られていました。
また、まさに今(2016年4月~5月)、東京都美術館で
をやっています。
これだけ条件がそろうと、ほぼ確実に若冲ものに消費者の
ニーズが集まります(なにしろ、注目を集めるために多くの
人たちが時間とお金を使っているわけですから)。
そして、もちろん、それに合わせて多数の商品が作られます。
ここで、ポイントは、
「高騰しやすい商品」
をきちんと把握する事です。
書いてしまいます。
原作ものであれば、オリジナルの原作です。
ここに圧倒的な需要が集中します。
若冲のような、イベントものの場合、イベント関連の正規商品
か、定番商品です。それが特にない場合、そのジャンルの権威
のある媒体です。
ただし、メーカーもイベントに合わせて供給を増やしますので、
新品が必ずしも在庫切れになるわけではありません。
ということで、今回、若冲もので高騰しているのはこちらです。
イベント+権威ある媒体ですね。
中古価格700円前後で仕入れられ、3000円以上で複数回売れて
いきました。
それ以外にも、若冲関連は例外なく人気になっていて、値が
上がっています。
キーワードとして知っていれば、それだけで結構稼げるでしょう。
なおイベントに合わせて出た、最新のものは在庫切れしていないようです。
一番売れるのは当然最新のものですで、若冲展開催中などに、在庫が
切れると上記商品などはかなりのチャンスになるでしょう。
トレンドはすぐにしぼむ
トレンドせどりで注意しなければいけないのは、
●上がった価格はすぐに下がる
●イベントが終わると下がるのは早い
ということです。
意図的に集められた注目なので、その「意図」が終わると
あっという間に消費がしぼみます。そういう意味では、テ
レビ的な構造になっています。
人の力を借りる
トレンドせどりは、簡単に言ってしまえば、
「人の力を借りる」
わけです。
テレビ局やら、出版社やら、映画会社やらが、一生懸命
マーケティングをして、人の注目を集めるわけですから、
それに乗るということですね。
まあ、実際にやるのは電通やら博報堂やらの広告代理店
です。彼・彼女らの思考は
「いかにこいつら(大衆)を躍らせるか」
です。
そういう意味では、トレンドせどりは、躍らせる代理店の
うわまえをはねるという事になります。
個人の零細事業が、世界の電通のうわまえをはねるわけ
ですから、まあ痛快と言えば痛快です。
商売をする場合、何事も同じかもしれません。
自分が「お客さん」になってはいけないということです。
商売でなくプライベートであれば、お客さんになって楽しむ
のは良いことだと思います。どうせなら徹底的に楽しむのが良いですね。
踊る阿呆に見る阿呆同じアホならおどらにゃソンソン
といいますしね。
僕も子供とドラえもんの映画を観にいくと、ジャイアンの男気に泣いてしまいます。
(ドラえもん映画ではジャイアンはカッコイイ設定です)
たまに、監督がダメだと、そこが分かっていなくて、ジャイアンの男気を
サラッと流してしまいます。これでは踊れません。マンネリの偉大さが
分かっていない監督は困ります。
その点、『男はつらいよ』の山田洋次監督は良いですね。
シリーズ48作、どの作品を観てもはずれません。
偉大なるマンネリです。
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