ブックオフが99%の下方修正
ブックオフが99%の下方修正
先日の記事(2016年4月13日)で、
について書きましたが、今度は、業績の下方修正を
発表しました。
しかも、内容がなかなかの規模で、
2016年3月期の連結経常利益を従来予想の3.5億円
から500万円(前期は16.7億円)に99%近い下方に修
正しました。
株主向けのPDFに詳細が書いてあります。
上記PDFにごちゃごちゃと書いてありますが、要するに、
やっていることがうまくいっていない=利益につながっていない
という事につきます。
そして、その点は先日の記事に書いたとおりです。
僕はブックオフの経営戦略のなさについては、二年前から
ほとんど同じ事しか書いていませんが、いきなりここまで
ひどくなるとはさすがに思っていませんでした。
(もう少しゆっくりダメになると思ってました)
確実に何かを変えてくる
ブックオフは東証1部に上場している企業ですので、
このままジリ貧になることはなく(いくら日本の株主がゆるくても
そこまで甘くはないので)、必ず何がしかの手を打ってくることになります。
ただし、これまで、「スマホ買取」「家電充実」「ヤフオク出品」等、色々
とやってきたわけですが、客観的な事実としては、すべてがうまく
いかなかったわけです。
そうすると、まあ、普通に考えると、経営者を変えるという流れになる
わけですが、日本的な「カイシャ」は理屈どおりには動かない事が
頻繁にあるので、どうなるかは分かりません。
ブックオフせどりをしている人にとっては、あんがい良い状況
に向かうかもしれません。
なにしろ、
「セール激減」
「単品管理」
「本の縮小」
「ヤフオク出品」
といった、最近の動きが経営にとって悪い影響を与えてきた
結果が「経常利益500万円」という数字ですから、場合によっては、
上記がすべて元に戻る可能性も0ではないでしょう。
いずれにせよ、せどらーは、状況に合わせて対応する以外に
ないわけです。
でも、東証1部上場企業の経常が500万円って・・・・、下手したら
ブックオフせどりしている個人の方が稼いでいるんじゃないでしょうかね?
(ま、そんな単純な事でもないですけど)
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