人は自分が見たいものしか見ない
視点の重要性
世の中の森羅万象を見る際に、複数の視点から見れる
ことは大事です。
僕も、多くの場合「柔らか頭」をなくして堅く考えがちです。
(このブログは稼ぐ系なのでその例で言うと)
例えば、一つの商品があったとして、多くのせどらーは、
「買える金額と売る際の金額の価格差」
という一つの視点で見がちです(もちろんそれは基本ですが)。
でも、売(れ)る金額というのは、もしかしたら変わりうるし
(基本的に変動しない事はない)、あるいは、ちょっと
した付属品が高値で売れる要因になるかもしれません
(よくあります)。
例えば、ブログやメルマガで情報発信をしている人が、
「ネタがない」
ということで困る場合があるとします(よくありそうです)。
でも、その際の「ネタ」を、発信している内容に限定して
考えがちです(よくあります)が、もしかしたら、ただの日記
でも、読者がファンになる可能性もあります(よくあります)。
例えば、現在、会社でとてもつらい思いをしている人が
突破口が思いつかないとします(非常によくありそうです)。
でも、もしかしたら、その際の突破口は、すべて
「雇われる」
ことを前提にしているかもしれません。
転職、ダブルワークetc.
一昔前なら、起業なんて、それなりの資金がないとできませ
んでした。でも、今は違います。
せどりでもアフィリエイトでも、輸出、輸入でも、以前の
「資金」とは比較にならない低資金で始められます。
(アフィリなら1万円で十分始められます)
このように、「視点をズラス」だけで、
「お、なんだよこんなことで良いのか」
といったことが起こる事はよくあります。
●視点の複数性●
を意識するだけでだいぶ違います。
つい物事を1対1対応で考えがちなのはある意味では人間の
本能なのでしょうがないわけですが、これを少し言い方を変えると、
「人は自分が見たいものしか見ない」
ということになります。
人は自分が見たいものしか見ない
仮に与えられていたとしても、多くの場合、人は目の前の情報の中で
「自分が見たい知りたいものしか見ない」
傾向があります。
卑近な例ですが、僕がよく通る道に、たまにいくスタバがあります。
先日、そこを通ったら、何故か隣にある「トランクルーム」に目がと
まりました。
別にそのトランクルームは新しくできたわけではなく、いつも
「そこにあった」
のですが、今まではまったく気づかずに、その時初めて気になりました。
もちろんこれには理由があります。
それは、僕にとって、その時「トランクルーム」が大事な
存在として頭の中にあったからです。
どういうことかと言うと、2016年5月現在、アマゾンのFBAサービス
では、「在庫の保管量制限」というのを実施していて、出品者ごとに
FBAに納品できる商品数の上限があります。
(2015年後半に導入された気がします。それ以前は、ある程度
回転させている出品者は「入れ放題」でした)。
売れる数が増えれば上限も上がっていくようですが、逆に言うと
すぐには上がらないわけです。
当店は、たまたま5月なかばから仕入れ数が極端に増えて(理由は
もちろんありますが)、それをバンバンFBAに送っていたら、あっ
という間に在庫の保管数制限に達してしまいました。
売れる数も増えているので、上限が上がるだろうとのん気に考え
ていたのですが、上限が全然変わりません・・・・。
ということで、寝かせておいてもしょうがないので、自己発送で
出品を始めました。すると、あっという間に事務所に置き場が
なくなってきて、「ありゃ、これは困った」状態になりました。
そこで、色々考えていて、その一つとして、
「レンタルボックス・トランクルーム」
というものが頭に入っていました。
そのため、そのスタバの道を通った時に、普段はまったく気にならない
「トランクルーム」
が、その時は僕にとって「知りたい情報」「見たい情報」だったために
パッと目に入りました。
(僕の場合、普段から結構ぼ~~っとしてますが)それくらい、人という
のは普段、「見ているようで見えていない」ものがた~~くさんあります。
ここから言える事はいろいろとありますが、一つは、やはり
「存在していても自分が見えていないものがあるのではないか」
という意識を常に持つということが大事でしょう。
あとは、情報発信をしている人も多いと思いますが、何かオファー
を出す場合は、「しつこいくらい」に繰り返す事が一定の効果を
うむ事が証明されています。
その一つの理由が、上記のように、普段は気にしていなくても、
ある時には「それが自分にとって大事な情報」となることがある
からです。
でも、まったく同じことを繰り返しても馬鹿みたいになってしまい
ますし、同じことを10回~20回やられたら、本当にただしつこい
だけです。「しつこいくらい」と「ほんとうにしつこい」は全然違います。
「切り口を変えて」
「3回繰り返す」
これが基本とされています。
いずれにせよ、
人も自分も見たいものしか見(え)ていないんだ!
と思って生きていくのが良いかもしれませんね
(実際ほとんどの人はそうですから)。
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