Web3.0とは?GAFAからの解放⁈ブロックチェーン

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Web3.0とは?GAFAからの解放⁈ブロックチェーン

Web3.0は、そのものずばり「インターネット第3世代」という事になります。

第1世代(Web1.0)、第2世代(Web2.0)を理解すると第3世代が分かってきます。

Web1.0→インターネット勃興期(1990年代~2000年代)

     誰でも情報発信ができる+読むだけ

Web2.0→GAFAによる独占・封建制(2005年頃~2020年代)

     「ソーシャル性」:SNS+動画+スマホ+GAFA

Web3.0→GAFAからの解放?+(本当の)P2P?(2020年代以降)

     ブロックチェーン

read(Web1.0)+write(Web2.0)+own(Web3.0)

 

Web3.0とは?

read(Web1.0)+write(Web2.0)+own(Web3.0)

Web3.0とはなにか?を考える場合、「その前」を正確に理解していれば

自然と分かってきます。

先に結論を書くと、

GAFA(Google, Apple, Facebook,Amazon)の圧倒的支配から、もしかしたら

抜け出せて、より民主的なネット利用が可能になるかもしれない時代と言えます。

その際に使われる技術の基本が「ブロックチェーン」(Blockchain)です。

2022年現在、インターネットの世界はGAFAが強すぎます。

彼らの機嫌を損ねると、いつ何時どんな理由でアカウント停止(垢バン)されるか

分かりませんし、そうなると、その世界では存在ができないというのが現状です。

非常に中世封建制的です。つまり圧倒的な身分差がGAFAと利用者にはあり、

その間のルールは彼らが自由に決められます。

まあ、ひどい話ですね。

より具体的に言うと、「お金のやり取り」をネット上でできますが、GAFAの

時代、例えば個人がamazonマーケットプレイスで本を売った場合、買った人は

販売者にお金を払うのではなく、amazonに払います。それを一定の期間(2週間ほど)

を経て、amazonが販売者に入金をします。

この間に「問題」が発生した場合、amazonから販売者への支払いは凍結され、場合に

よってはお金は入ってきません。よくある話です。

他の「プラットフォーム」でも話は同じで、

いったんはGAFA等のプラットフォームがお金を預かる仕組み

になっています。twitterでもメルカリでもヤフオクでもpaypalでも全部同じですね。

つまり、GAFAが中世の領主のような圧倒的な権力を持っていることになります。

実際僕も、amazon.comやグーグルアドセンス、楽天アフィリエイト、その他もろもろ

で、稼いだのに払われなかった金額がかなりあります。500万円~1000万円分くらい

あるでしょう。

つまり、

Web2.0→GAFAによる独占・封建制の時代(2000年代~2020年代)

という事ですね。

それが、Web3.0になると、もしかしたら、それらのくびきから解放されるかも

しれないというお話ですね。

まずは歴史から振り返ります。

 

Web2.0、Web1.0について

「Web3.0の前」に「Web2.0」「Web1.0」があるので、歴史をおさえましょう。

Web1.0→誰でも情報発信ができる(1990年代~2000年代)

ビル・ゲイツ

「インターネットは誰でも情報発信ができる」

これがWeb1.0の本質と言えるかもしれません。

つながり(ソーシャル性)よりは、「発信できる事」の方が中心だったと思われます。

Web1.0の場合、パソコン(PC)が基本の道具です。

また、テキストメインで、動画はまだまだでしたね。

1990年代~2000年代と言えるでしょう。

誰でも発信はできますが、当時はほとんどの人がHPなどを読むだけで、

自分から発信していく人は限られていました。

Web1.0はread only(読むだけ)と言えます。

 

Web2.0→「ソーシャル性」(2000年代~2020頃):SNS+動画+スマホ+GAFA

Web2.0のポイントは「ソーシャル性」(2000年代)です。

SNSの時代ですね。

twitterやfacebook、LINEなどです。

また、容易に動画をアップロードできるようになったことで、

tiktok、YouTubeが一気に伸びました。

SNSの投稿や動画がスマホを通して発信され人々をつなげる時代が

Web2.0の特徴と言えます。

Web2.0はread+write(読んで書く)となります。

SNSの隆盛で自分で書く人が圧倒的に増えました。

発信する難易度がかなり下がったことも重要だったと言えます。

その結果、世界を支配したのがいわゆるGAFA(Google, Apple, Facebook,

Amazon)です。

この「スマホ+GAFAの時代であるWeb2.0」は2022年現在も圧倒的な

支配力を持っていて、しばらくは続くでしょう。

 

Web2.0の課題・問題

「Web2.0はGAFAが領主の封建時代:ユーザーは領民」

「プライバシーと中央集権の問題」

既に書いたように、Web2.0(2000年代~2022年現在)の時代は、

GAFAに圧倒的な情報が集まるという問題があります。

僕もGoogle, Amazon, twitterで垢バンの経験がありますが、

シンプルに言うと、「GAFAの機嫌一つでいつ垢バン・排除されるか

分からない」という時代です(垢バン=アカウント停止)。

極めて中央集権的です。

twitterやfacebookで発言・発信できるかどうかは、その会社次第という

事です。具体的な例としては、ドナルド・トランプ元大統領はtwitterアカウントを

凍結されているので、twitterからの情報発信はできなくなっています。

また、個人情報の流出の問題はしょっちゅう起こっています。

もう一点、「Web2.0:GAFAの時代」のポイントとしては、われわれユーザーは

個人情報と時間を彼らに売っているという事です。

われわれがサービスを使えば使うほど、彼らは情報を収集し、同時にそれらから

ターゲット広告を自動で流しといった事の精度が高まります。

ユーザーの発信が同時に商品となるわけですね・・・。

中央集権・垢バンの話で、Amazonの例で言うと、amazonが提供しているKindleとい

う電子書籍サービスは何千冊もの本等のデータを入れておけて便利ですが、「所有」

しているとは言えません。実際に、アマゾンのアカウントが停止(垢バン)されて、

4000冊のキンドルのデータが一瞬で消えた(見れなくなった)という例が報告され

ています。

あくまでも、われわれユーザーはamazonにデータを借りているというイメージです。

現物の本であればそれこそ法的に所有しているわけですが、デジタルデータは(今の所)

そうではないという事です。

 

他にもいくらでも実例はありますが、ここまで見てみてわかるように、

「Web2.0はGAFAが領主の封建時代:ユーザーは領民」

です。

江戸時代の幕藩体制を想像してもらえばいいのでは・・・。

例えば、お殿様がどれだけ無理難題を押し付けても、基本的には領民は

それに従わなければならないという事ですね。

お殿様=GAFA 領民=世界中のユーザー

 

この点を解決できるかもしれないのがWeb3.0という話ですね。

 

Web3.0が重要な理由

Web2.0がGAFAによる封建制(非民主的仕組み)だとすると、その

デメリットを解消できるかもしれないのがWeb3.0という事になります。

Web3.0の利点

・個人情報をGAFA的な所に提供する必要がない

・匿名でできる(デメリットもあり)

・ブロックチェーンで銀行を介さずにお金を送れる

・Web3.0ではIDとパスワードがいらない:仮想通貨のウォレットを使う

Web2.0の時代は、個々の会社(twitterやgoogleやamazonやappleやfacebook)

にIDとパスワードを作らせてもらって利用していました。

そして、その点が彼らGAFAの権力の源泉でもあったわけですが、Web3.0になると、

中央の管理者がいないサービス

が使えるようになってきます。

その典型的なサービスがビットコインですね。

 

Web3.0の具体例

ビットコイン(仮想通貨)

PancakeSwap(仮想通貨取引所)

OpenSea(NFT取引所)

Axie(NFTゲーム)

 

Web3.0の革新性

・サービス利用時に個人情報提供しない

・中央集権的な管理者が存在しない

・(国際)送金がかなり楽(現状が面倒すぎる):P2P

・市場が真にグローバルになる

 

Web3.0のポイントはブロックチェーンの技術

Web3.0のポイントは「ブロックチェーン」の技術と言えます。

ブロックチェーンは、中央に管理者がいない各種台帳です。

この技術によって生まれたのが「ビットコイン」です。

ビットコインはブロックチェーン(Blockchain)の技術によって、取引記録を

中央管理者なしで保管・管理しています。

 

ブロックチェーン(Blockchain)のまとめ

・原本性:取り消し・改変できない記録

・公共性:国家や企業を超えた参加者

・分散性:情報の記録台帳が分散(分権)している

・タイムスタンプ:出来事の発生順序が確定される

・真正性:記録の正当性検証が参加者によってされる

・一貫性:過去からのすべての履歴に一貫したルールがある

blockchain

 

 

 

 

 

 

 

Web3.0に残された課題

・技術がそれなりに難しい

・ETH(イーサリアム)等は手数料が高い

・ほぼすべてが英語

・全て自己責任(DYOR:Do Your Own Research)

 

まとめ:Web3.0とは?GAFAからの解放⁈ブロックチェーン

Web1.0→インターネット勃興期(1990年代~2000年代)

     誰でも情報発信ができる+読むだけ

Web2.0→GAFAによる独占・封建制の時代(2000年代~2020年代)

     「ソーシャル性」:SNS+動画+スマホ+GAFA

Web3.0→GAFAからの解放?+(本当の)P2P?(2020年代以降)

     ブロックチェーン

 

read(Web1.0)+write(Web2.0)+own(Web3.0)

 

少々急ぎ足ではありますが、「Web3.0」の外観・大枠は分かったのではないかと

思われます。

 

弱小個人がNFTの転売・販売で儲けるための方程式は?バブルは?→小さくコツコツではなく一発逆転ホームランを地道に狙う

先にまとめを。

★弱小個人がNFTの転売・販売で儲けるための方程式は?★

・個人が副業レベルでやってもほぼ無理(ガス代損するだけ)

・SNSの(きちんとした)フォロワー数が大事:有名人やインフルエンサー強い

・マーケティング力の勝負

・「商品」自体はあんまり関係ない

・流動性があり注目が集まっているNFTを途中で買えれば:めっちゃむずい

小さくコツコツではなく一発逆転ホームランを地道に狙う

弱小個人がNFTの転売・販売で儲けるための方程式は?

有名人orインフルエンサーであれば、

【NFTを買う→クリプト系アーティストとコラボ→自身のSNS等をフル活用でローンチ】

これでガッポガッポの人が多数いますが、前提が「有名人orインフルエンサー」です・・・。

(関連記事)

NFTとは?イーサリアム(ETH)・OpenSea・買い方・作り方

NFTが日本で普及しない理由はこの3つ!OpenSea+イーサリアム(ETH)+ガス代か?流動性が必須!

(以下の話はすべて2021年10月時点です)

・個人が副業レベルでやってもほぼ無理(ガス代損するだけ)

悲観的な話から入りますが、個人がチョロットした金額(10万円単位)で

参入しても、「NFTの転売でぼろもうけ」となる可能性は極めて低いです。

 

理由の一つは、ガス代(手数料)が高い事です。

(関連記事)

NFTが日本で普及しない理由はこの3つ!OpenSea+イーサリアム(ETH)+ガス代か?流動性が必須!

もともと、仮想通貨は「手数料がかからずに送金できる画期的システム!」として

煽られた記憶がありますが・・・はて?

とにかく現実には、

NFTをOpenSeaに出品するだけで5000円ほどかかります(2021年10月時点)。

買う場合も、オファーしただけで5000円ほどかかります(買えなくても!)

 

・個人が副業レベルでやってもほぼ無理(ガス代損するだけ)

 

・SNSの(きちんとした)フォロワー数が大事:有名人やインフルエンサー強い

NFTはしょせんJpeg画像データ(音楽その他もできますが、現状はほぼ画像)なので、

個々のNFTにまつわる「物語」が大事になります。

 

そうなると、名もない作家がどんな優れた小説を書いても、そもそも出版されない、

誰の目にも届かないという事になるのと同じで、どれだけ優れた絵を描けるNFT

アーティストであっても、それを世に広げる部分での能力が必要になります。

 

ですので、既に多数のフォロワーを抱えた有名人・インフルエンサーが圧倒的に

有利な世界です。

 

twitterやインスタグラムで(きちんとした)フォロワーが万単位でいれば、

それだけでNFTでぼろ儲けできる可能性は高そうです。

 

ただし、まだ勃興期のNFT市場なので、たまたまセレブやインフルエンサーに

SNSで紹介されるといった事があれば、弱小個人の作品も「世に出る」事に

なりますから、その点は(運次第とはいえ)夢がありますね。

 

マーケティング力の勝負

NFT自体に価値は(実質)ないので、あたかも価値があるように思わせる

マーケティングが極めて極めて大事です。

 

ドラッカーが言う、「優れたマーケティングはセールスを不要にする」

というやつですね。

 

自己売買も含めて、NFTに価値があるように見せる「演出」が大事に

なります。

 

まあ、この点も弱小個人にはきつい部分ではあります・・・。

 

「商品」自体はあんまり関係ない

ここまでの話をまとめると、

「商品」自体はあんまり関係ない

という事になりますね。

約18億円で落札されたCryptoPunksのドット画のNFT

上記のドット絵が、「作品」として優れていると思う人はどれくらい

いますかね?

画像

こちらのゴッホの「夜のカフェテラス」の真作ならそりゃ億で買う人が

いても驚きませんが・・・。

 

いずれにせよ、現状(2021年10月)、高値で取引されているNFTをみても、

とてもとても、アートとして優れていると思えるものはありません。

そもそも、複製可能なjpegデータですからね。

でも、一部に超高額で取引されているNFTがある事も事実です。

 

つまり、「商品」自体はあんまり関係ないです。

 

流動性があり注目が集まっているNFTを途中で買えれば:めっちゃむずい

もちろん、世界的に見れば、流動性もあり、価格がどんどん高騰している

NFTコレクションも多数あります。

 

ありますが、弱小個人がそれらのNFTに参戦して、転売で大儲けする

というのは少々考えが甘いです。

例えば、有名なCryptoPunksだと買うだけで100万円、1000万円単位ですので、

そもそもが弱小個人投資家には対象外ですね?

 

ありうるとしたら、「将来の値上がりを見越して安い段階でNFTを仕込む」という

形ですが、これも実は甘くありません。

 

この考え方からすると、「多数」のNFTを保有しないと当たらないわけ

ですが、既に述べたように、流動性があり値上がりするためには、現在(2021年10月)

の所、

「プラットフォームはOpenSea+仮想通貨はイーサリアム(ETH)」

である必要があります。

が、この組み合わせですと、ガス代(手数料)が高いです。また、他の購入者と

バッティングして買えない場合でもオファーを出すだけでガス代が5000円とか

かかります。

 

つまり、投資として、100円~1000円単位で大量にNFTを保有し、どれか

一つがアホほど値上がりするという戦術は基本的に取れません。

だって、ガス代(手数料)が高いですからね。

 

小さくコツコツではなく一発逆転ホームランを地道に狙う

NFTの転売・販売で儲けるための方程式は?

という問いへの答えは、有名人やSNSフォロワーを万単位で持っている

インフルエンサーであれば、色々なやり方でかなり楽に稼げるのは

事実ですが、そうではない弱小個人の場合、

 

小さくコツコツではなく一発逆転ホームランを地道に狙う

 

これが一番可能性は高そうです。

 

「薄利多売」はガス代がかかるので、現実的に無理です。

転売でも販売でも同じです。

 

資金が億単位であればまた別ですが、そういう人はNFTに限らず、極々少数

でしょう。

 

NFTの転売で儲けるためには、

市場調査をして、諸々のマーケティングの状況を見て、

「こいつ(このNFT)は買ってすぐ転売できる流動性がある+ドカンと

高値で売れる」

という確証を得たものに投資をするという事になりそうです。

 

とはいえ、そのホームランを狙える絶好球を地道に素振りをして待つ

という事になるわけですが・・・。

 

まとめ

★NFTの転売・販売で儲けるための方程式は?★

・個人が副業レベルでやってもほぼ無理(ガス代損するだけ)

・SNSの(きちんとした)フォロワー数が大事:有名人やインフルエンサー強い

・マーケティング力の勝負

・「商品」自体はあんまり関係ない

・流動性があり注目が集まっているNFTを途中で買えれば:めっちゃむずい

小さくコツコツではなく一発逆転ホームランを地道に狙う

以上、

NFTの転売・販売で儲けるための方程式は?バブルは?→小さくコツコツではなく一発逆転ホームランを地道に狙う

でした。

 

(関連記事)

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ぽんきちのプロフィール

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都内の某国立大学の大学院を修了後、某出版社にて編集者をする。諸般の事情で急遽退社。一時、1歳の子供を抱え、夫婦ともに「無職」となる。その後、「せどり」を始める。ミイラ取りがミイラに。あれよあれよという間に5年目(2015年現在)。続けているということは、【稼ぎ続けている】ということです。国内市場、海外市場で最高月商800万程度(継続中)。2014年以降は【稼ぎ続けるせどりノウハウ】を中心に情報発信を開始。
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