NFTが日本で普及しない理由はこの3つ!OpenSea+イーサリアム(ETH)+ガス代か?流動性が必須!

NFTが日本で爆発しない理由はイーサリアム+ガス代か?

NFTという言葉は、Non-Fungible Token:非代替性トークンの略です。

(この記事は多少細かい話なので、基本がまだの方は下記関連記事を先にどうぞ)

(関連記事)

NFTとは?イーサリアム(ETH)・OpenSea・買い方・作り方

2021年夏ころから、一部のインフルエンサー(ネットの波乗り芸人)たちが

煽りに煽っているので、それなりに認知度が高くなってきたNFTですが、

どうもいまいち、「爆発的な普及」にはいたっていないようです。

その辺りを検証しました。

NFTが日本で爆発しない理由はOpenSea+イーサリアム(ETH)+ガス代か?

1 NFTはOpenSea+イーサリアム(ETH)の取引がほとんど

2 イーサリアム(ETH)は手数料(ガス代)がバカ高い

3 出品するだけで5000円!(2021年10月時点)

弱小の個人が大量に入ってくる仕組みになっていない

→流動性が圧倒的に少なくなる

 

1 NFTはOpenSea+イーサリアム(ETH)の取引がほとんど

(以下はすべて2021年10月時点の状況です)

NFTの売買がされているプラットフォームは圧倒的にOpenSeaという所です。

OpenSeaは世界最大のNFTプラットフォームです。

2021年現在は、NFTのプラットフォーム=OpenSeaと言っていいでしょう。

 

そして、OpenSeaでNFTを売買する際の仮想通貨はイーサリアム(ETH)がほとんどです。

Polygonというものもありますが、現実的には、

NFT=OpenSea(プラットフォーム)+イーサリアム(ETH)(仮想通貨)

となっています。

 

2 イーサリアム(ETH)は手数料(ガス代)がバカ高い

そして、イーサリアム(ETH)は手数料(ガス代)がバカ高いです。

 

ここでいう手数料(ガス代)は、イーサリアム(ETH)上のブロックチェーンに

売買履歴を正確に落とし込む「マイナー」と言われる業者へ支払われるものです。

 

具体的には、NFTをOpenSeaに出品するだけで5000円ほどかかります(2021年10月時点)。

買う場合も、オファーしただけで5000円ほどかかります(買えなくても!)

 

そして、売買されているものは、コピペ可能なJpegの画像データです(音楽や動画も

NFTにできますが、現在は画像データがほとんど)。

 

こうなると、

弱小の個人が大量に入ってくる仕組みになっていない

→流動性が圧倒的に少なくなる

という帰結にならざるを得ないですね・・・。

 

また、投資の対象としてNFTを見た場合、絶対に必要なのが「流動性」です。

仕手株でも、仕手筋が吊り上げて、個人のイナゴ投資家が寄ってくることによって

大相場になりますが、ほぼそれと同じ仕組みです。

株であれば、ネット取引によって、「手数料」が0円の場合もあり、とにかく、手数料

が劇的に下がったことでデイトレードという手法も産まれてきました。

しかしNFTはガス代(手数料)という宿命がある限り、「個人のイナゴ」・いわゆる

「カモ」が市場に入ってきづらいです。

そのために、個々の商品の流動性が極端に少なくなっています

インフルエンサーによって煽られている商品も、売買履歴を見ると、「わずか数人」

という状況です(自演も可能ですが・・・)。

 

特に、最初は売れない可能性が高いのに、出品するだけで5000円というのは

正直ハードルが高いです。100点だしたら50万円です。

 

なおPolygonであれば、2021年10月時点では手数料(ガス代)はほぼ0円ですが、

圧倒的に使われていないので、出品しても売れない、買っても転売できないという

状況が容易に想像できます。

 

さらにさらに、イーサリアム(ETH)のガス代が高いのは、仮想通貨としての

売買が多いからと言われてしまうと、今後NFTの流動性が仮に高まったとしても、

さらに手数料(ガス代)が高くなる可能性が高そうです・・・。

 

イーサリアム(ETH)のガス代を安くする4つの方法

イーサリアム(ETH)のガス代(手数料)を安くする方法はありますが、すべて

対処療法的で、根本的な解決にはなりません。

1 https://ethgasstation.info/ こちらで「相場」を確認する

2 (比較的)安い時間帯をねらう:日本時間だと昼間。深夜が高い。

3 取引回数を最小限に:流動性減るだけやん!

4 イーサリアム(ETH)の手数料のアルゴリズム変更を待つ:あほらし!

イーサリアム(ETH)のガス代が「安くなる」というよりは、少しでも節約する

(しかも本当にごくわずか)という話ですね。

 

まとめ

(関連記事)

NFTとは?イーサリアム(ETH)・OpenSea・買い方・作り方

NFTの市場が大きくなるには、個人の売買が活発化して、流動性が高くなる必要が

絶体にあるでしょう。

しかし、仕組み上、どうしても「弱小個人はガス代にしり込みする」事になりそうです。

となると、NFTの未来として想像できるのは、極々一部の好事家や資金のある投資家

が投機の対象として極々一部のNFTを高値で売買しあうような形でしょうか・・・。

NFTが日本で爆発しない理由はOpenSea+イーサリアム(ETH)+ガス代か?

1 NFTはOpenSea+イーサリアム(ETH)の取引がほとんど

2 イーサリアム(ETH)は手数料(ガス代)がバカ高い

3 出品するだけで5000円!(2021年10月時点)

弱小の個人が大量に入ってくる仕組みになっていない

→流動性が圧倒的に少なくなる

 

 

 

NFTとは?イーサリアム(ETH)・OpenSea・買い方・作り方

(関連記事)

NFTが日本で普及しない理由はこの3つ!OpenSea+イーサリアム(ETH)+ガス代か?流動性が必須!

2021年9月頃から日本でも急に話題になったNFTについてまとめました。

約18億円で落札されたCryptoPunksのドット画のNFT

NFTとは?

NFTという言葉は、Non-Fungible Token:非代替性トークン

の略です。

NFTを、内容から具体的に言うと、

「改ざんできないシリアル番号が振ってあるデジタルデータ」

「偽造不可な鑑定書・所有証明書付きのデジタルデータ」

です。

要するに、「NFT」と騒がれているものは、コピー等が容易な

デジタルデータだけど、「本物」の証明がされている商品・モノ

だという事ですね。

ただし、あくまでもデジタルデータなので、シリアル番号は間違い

ないですが、それ以外のものとの「違い」は基本的にはないとも

言えます。

 

単なる画像データですが、「あなたが持っているものは『本物』です」

という証明がされている、けれども「偽物」との違いは基本的にない、

というイメージです。

約18億円で落札されたCryptoPunksのドット画のNFT

「コピペしたら違いはないやんけ」と思ってしまいそうですが、

上記のCryptoPunksのドット画9枚は、2021年5月11日に約1,700万ドル

(約18億5,000万円)で落札されたというのもまた事実です。バブルですね~。

 

コピーがいくらでもできる「デジタルデータ」になぜ「本物」の証明を

与えられるのか?ですが、それは仮想通貨などに使われる

「ブロックチェーン」の技術を使っているからです。

なお、2021年9月17日には、8歳の少年が夏休みの自由研究として取り組ん

だNFTアート作品が約240万円で購入され非常に話題となりました。

また、ハンコの老舗メーカーであるシヤチハタは、日本初のブロックチェーンを

利用した電子印鑑システム「NFT印鑑」を開発しています。

印鑑の印影データをNFT化することで、印影と印鑑保有者の情報を統合し、固有性を

持つ電子印鑑を作り上げようとしています。

ハンコの例は分かりやすいですね。同じ「山田」のハンコでも、NFT化されていれば、

「●●会社の社長の山田さんのハンコに間違いない」と確定できますからね。

 

NFTに使われる仮想通貨はイーサリアム(ETH)

NFTは、2017年に仮想通貨のイーサリアムのブロックチェーン上で誕生した

「CryptoKitties」というゲームに始まるとされています。

2021年9月現在、NFTの取引の大半はこのイーサリアムブロックチェーン上で

取引されています。イーサリアムはプラットフォームになっていますが、オープン

ソース・ソフトウェア・プロジェクトのため、中央で管理する者がいないのも特徴

です。NFT市場の過熱に合わせて、プラットフォームとしてのイーサリアムも仮想通貨

のイーサも評価を高めています。

なお、まだNFTは勃興期も勃興期なので、そもそも「特定の誰かや会社が管理している

ブロックチェーン」といった形容矛盾のNFTプラットフォームも存在します。

2021年9月時点では、イーサリアムブロックチェーン上のNFT以外はかなり怪しげと

考えても良いかもしれません。

 

NFTの革新性はこの2点

1 プログラムできる:2次流通手数料などを付加できる

2 取引・運用が自由:非中央集権的ブロックチェーンを利用

1 色々なプログラムができる:2次流通手数料などを付加できる

NFTは「転売」が可能ですが、そういった際に、「手数料」が初期の所持者に

入るようにプログラムすることが可能です。

いわゆる著作権に近い発想かもしれませんね。

ある絵画を画家から購入したディーラーが、顧客にその絵画を販売したとしましょう。

ディーラーから顧客に販売する際、画家には収入が入りませんよね?しかし、NFTなら

作者の手を離れても、「(その後の)流通時に購入代金の一部を支払う」というプログラムを

仕込むことできるのです。

ですから、継続的に創作者に「著作権料」が入るような形にすることが可能です。

上記の点はあくまでも「NFTでできるプログラム」の一つです。

今後、ブロックチェーン技術を使って色々な事ができるようになるでしょう。

 

2 取引・運用が自由:非中央集権的ブロックチェーンを利用

既に書いたように、NFTは非中央集権的なブロックチェーン上でその「正当性を証明」

されるという新しい技術を利用しています。

そのために、国家や特定の会社、プラットフォームに依存することなく取り扱う事が

原理的には可能です。

ただし、現状では、NFT=イーサリアムという傾向が見えていますが・・・。

 

NFT売買のプラットフォームはこの3つ

NFTの売買に使われる仮想通貨(暗号通貨)はイーサリアム(ETH)が基本となっていますが、

そのイーサリアムを使ってNFTを売買するプラットフォーム(ネット上の店舗のようなもの)は

以下の3つが主なものです。

●OpenSea

●コインチェック

●Rarible

*2021年9月現在、OpenSeaがNFTプラットフォームとしては圧倒的1位です

●OpenSea:世界最大のNFTプラットフォーム

https://opensea.io/

OpenSeaは世界最大のNFTプラットフォームです。

2021年現在は、NFTのプラットフォーム=OpenSeaと言っていいでしょう。

 

「ガス代」と言われる、ブロックチェーン上の取引手数料が初回だけという点も

魅力のようです。

 

●コインチェック

日本の会社です。

仮想通貨の取引所として有名ですね。

2021年3月24日、コインチェックは同取引所で扱う仮想通貨とNFTを交換できる

「Coincheck NFT(β版)」の提供を開始しました。

Coincheck NFTには独自のマーケットが用意されており、ユーザーは誰でも簡単

にNFTを出品、またはETHなどの仮想通貨を通じたNFTの購入が可能です。

ただし、「世界」から見るとOpenSea一強といっていいでしょう。

 

●Rarible

OpenSeaの次に世界的に有名なNFTプラットフォームとして、Raribleがあります。

Raribleの最大の特徴はUI(ユーザーインターフェース)がシンプルなことで、

OpenSeaよりも簡潔にNFTの売買を行えます。

また、独自発行のトークンである「RARI」が使える点も特徴の一つです。

ただし、ガス代がやや高額に設定されているため、運用コストには注意しなければなりません。

 

NFTの買い方(OpenSea)

耳慣れない固有名詞が出てきますが、やれば楽です。

以下はOpenSeaでNFT作品を買う方法・買い方になります。

文章化すると、

「財布にあたるウォレットとしてMetamaskをインストールします。そこに

仮想通貨「イーサリアム(ETH)」を入れます。

購入したイーサリアムをMetamask(ウォレット)に入れます。

Metamaskにイーサリアム(ETH)が届いたら、OpenseaでNFTを

買えます」

1 「Metamask」をPCにダウンロードする(スマホでもできますがPCを勧めます)

https://metamask.io/download

2 仮想通貨である「ETH(イーサリアム)」をMetamaskに入れる

3 MetamaskにイーサリアムがあればNFTをOpenSeaで買えます(暗号みたいな文章…)

1 「Metamask」をPCにダウンロードする(スマホでもできますがPCを勧めます)

https://metamask.io/download

OpenSeaを使うためには、「Metamask」が必要です。

 

これはパソコン、あるいはスマホにインストールする

「仮想通貨ウォレット」(財布)です。

【MetamaskをDLする】

https://metamask.io/download

【MetaMask(メタマスク)】インストール方法と初期設定

https://nft-market-guide.com/metamask-install/

 

2 仮想通貨である「ETH(イーサリアム)」をMetamaskに入れる

MetamaskをPCにダウンロードしましたね。

Metamaskはウォレット、つまり「お財布」です。

 

NFTを買うためにはここに仮想通貨である

「ETH(イーサリアム)」を

入れる必要があります。

国内の仮想通貨取引所に口座を開設して、イーサリアム(ETH)を買う必要があります。

bitbankをお勧めします。

 

3 MetamaskにイーサリアムがあればNFTをOpenSeaで買えます(暗号みたいな文章…)

1~3万円くらいのETHは手に入れましょう。

 

お財布である「Metamask」に今用意したETHを送金します。

 

取引所の「出金」画面から、Metamaskに表示されている

アドレスにETHを送りましょう。

(「0x~~~~」というアドレスです)

 

ここでアドレスを間違えるとあなたのお金は消え去ります……。

指差し確認必須です!

心配なら1000円くらいで送金をテストして、

無事に着金することを確認して残りを送るようにしましょう。

MetamaskにETHが届いたら、あとはOpenSeaで買うだけですが、

イーサリアムは手数料(ガス代)が高いです。

 

その辺りは下記の記事で。

(関連記事)

NFTが日本で普及しない理由はこの3つ!OpenSea+イーサリアム(ETH)+ガス代か?流動性が必須!

 

 

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ぽんきちのプロフィール

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都内の某国立大学の大学院を修了後、某出版社にて編集者をする。諸般の事情で急遽退社。一時、1歳の子供を抱え、夫婦ともに「無職」となる。その後、「せどり」を始める。ミイラ取りがミイラに。あれよあれよという間に5年目(2015年現在)。続けているということは、【稼ぎ続けている】ということです。国内市場、海外市場で最高月商800万程度(継続中)。2014年以降は【稼ぎ続けるせどりノウハウ】を中心に情報発信を開始。
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