せどり・転売には損切りが大事な理由4つ!「失敗」と書いて「成長」と読む!赤字とマイナスの違い
せどり・転売には損切りが大事!
せどり・転売には「損切り」が大事です。
(損切り=赤字でも売ってしまう事)
理由は、
●売れなければ完全にマイナスだから
●損切りすれば、その資金を回転させる事ができるから
●「赤字」額を小さくする事は「売れない」よりもはるかに良い
●「失敗」と書いて「成長」と読む
からです。
以下、せどり・転売には損切りが大事な理由4つについてまとめました。
せどりに損切りが大事な理由1:売れなければ完全にマイナス
せどり・転売は「仕入れ」に資金がかかっています(無在庫販売は
ここでは例外として省きます)。
ですので、「売れない」というのは、(後で説明する)「赤字」とは違って、
完全なマイナスです。いわゆる「(在庫ではなく)罪庫」というやつですね。
例えば、「1000円」で何かを仕入れた場合、売れないと、それは「0円」で
はなく、「マイナス1000円」という事になります。
また、在庫(罪庫)の管理には大なり小なり管理費がかかりますので、
「仕入れ費用1000円+在庫管理費」すべてがマイナスになります。
つまり、せどり・転売において「売れない」というのはそれこそ完全な
「悪」となるわけですね。
ですから、ある一定期間に売れない在庫は、値段を下げて赤字でも売り切
ってしまう「損切り」が大事になってきます。
せどりに損切りが大事な理由2:資金を回転させる事ができるから
(以下、各種「手数料」は省いて説明しています)
例えば、4000円で仕入れて6000円で売ろうとした
商品がなかなか売れないとします。
粗利2000円にこだわり、売れないと、「理由1」で書いたように
「マイナス4000円(さらに保管料)」です。
「いつまでに売れなければ損切り」
という期限を設けている場合、躊躇なく損切りするべきです。
例えば、仕入れ価格と同じ4000円で売れれば、「トントン」に
なりますし、売れなかった場合と比較すると、「+4000円」です。
さらに大事なのは、その4000円を他の商品の仕入れに回せるという
点です。つまり、損切りする事によって、資金を回転させる事ができる
わけですね。
せどり・転売に限らず、商売で最もまずいのは「資金ショート」、つまりは
倒産です。ですから、資金をショートさせないために赤字でも損切りで売って
しまうのは大事な事となります。
せどりに損切りが大事な理由3:「赤字」額を小さくする事は「売れない」よりもはるかに良い
「「赤字」額を小さくする事は「売れない」よりもはるかに良い」、この
点は理由1、理由2で書いた事のまとめでもあります。
赤字であっても、売れさえすれば、その商品については「決着」します。
しかし、売れずに「罪庫」のままですと、ずっとマイナスが続きます。
例えば、1000円で仕入れて3000円で売ろうとした商品が売れずに、
900円で損切りした場合、赤字は100円で、その900円は次の仕入れ
に回せます。
しかし、「売れない」と仕入れ代金の1000円は純粋なマイナスです。
「罪庫」を作らない事は、商売をする上で極めて大事だという事ですね。
せどりに損切りが大事な理由4:「失敗」と書いて「成長」と読む
損切り=悪ではなくむしろ大事な事と繰り返し書いてきました。
それでも、「損切りはどこまでいっても損だ」という方もいるでしょう。
もちろんそういった事実はあると思います。
一方で、損切りをするという事は、数字に見えない大事なプラス要素が
あります。経験値が高まるという事ですね。
商売上は「赤字」は確かに「損失の確定」です。ただし、同時にそれは
次につなげる経験ともなります。
経験を次からのプラスに変えていければそれは立派な投資です。
「失敗」と書いて「成長」と読む、ということでしょうか。
まとめ
以上、
せどり・転売には損切りが大事な理由4つ!「失敗」と書いて「成長」と読む!赤字とマイナスの違い
でした。
再度まとめておくと、せどり・転売に損切りが大事な理由4つは、
●売れなければ完全にマイナスだから
●損切りすれば、その資金を回転させる事ができるから
●「赤字」額を小さくする事は「売れない」よりもはるかに良い
●「失敗」と書いて「成長」と読む
となります。
最近のコメント